国際秩序が大きく変わっていく年頭に

今年は国際関係が混沌とし、国際秩序の端境期に入っていく年になると思われます。昨年の元旦、私が毎日発信しているYouTube「中田宏チャンネル」で、国際情勢について次のように懸念を提起しました。「一国主義になっていないか」「排他的な国民意識が出てきていないか」と。その具体例として、イギリスの労働党、オーストラリアの自由党、フランスの極右政党の各選挙結果、そしてアメリカ共和党のトランプ氏を列挙しました。まだトランプ氏が泡沫扱いされている時であり、日本のメディアが排他的ナショナリズムなどについて、ほとんど触れていない時期です。口幅ったくもありますが、今から一年前に私が提起したことが今は現実になっています。

今が不透明な時代であることに間違いありません。しかし、先行きが見通せた透明な時代があったわけでもありません。上述の懸念も、これまでの矛盾の蓄積の結果の噴出であり、新たな価値観や秩序を生み出す好機とも考えられます。こうした時に最も重要なことは、自らが信じるべき価値を再確認することと主体性ある思考と行動をすることではないでしょうか。それは国家だけでなく、会社にも家庭にも個人にも共通することだと思います。
1月20日、アメリカではトランプ新大統領が就任、日本では通常国会が召集されます。何が議論されるか、何が引き金になるか、何が起きるか、不透明な時代に流されるのではなく主体的に生きてこそ未来は拓けます。その意味で、私は日本に資する、国民に有益な情報発信に努めて参ります。

本年もご指導ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。