中田宏チャンネル_170424_#474_北朝鮮

4月25日、北朝鮮がまた節目の日を迎えます。
北朝鮮人民軍の創設85年という節目です。

以前からブログに書いていますが、北朝鮮は節目の時に挑発的になります。
今回もまた何かやらかすのではないかということで今日、日米首脳の電話会談も行われました。
午前10時半からおよそ30分、安倍総理大臣はアメリカのトランプ大統領と会談し、その後、記者の前でコメントを述べました。
「いまだに危険な挑発行動を繰り返す北朝鮮に強く自制を求めていくことで完全に一致した」、またアメリカの航空母艦と海上自衛隊の共同訓練が始まっていることを引き合いに「アメリカと緊密に連携し、高度な警戒監視体制を維持し、わが国として、きぜんとして対応していく」といったコメントを出しています。
特に目新しいことは何もコメントしていませんし、その後トランプ大統領は中国の習近平氏とも電話会談を行っていますけれども、こちらもその後のコメントは全く当たり障りのない内容でこれまでと同じことを繰り返しているだけです。

とは言え安倍総理は「突っ込んだ意見交換を行った」とも言っておりますが、それが何なのか具体的にはしていませんし言えるわけもないでしょう。
すなわち北朝鮮がもし明日「こんなことやればこの作戦でいくぞ」「あんなことやったらあの作戦で行くぞ」といった会談だったのは間違いないでしょう。

問題の北朝鮮は21日付の国営通信社「朝鮮中央通信」で次のように論評し、名指しは避けていますが、中国を暗に批判しています。
「彼らが経済制裁に執着するなら、我々の敵からは拍手喝采を受けるかもしれないが、我々との関係に及ぼす破局的な結果も覚悟すべきだ」
北朝鮮は今まで何回か同様のようなことはありましたが、今回のように「破局的な結果も覚悟すべきだ」とかなり強く最後通牒のような言い方をしたのは今回が初めてで、はっきりいって北朝鮮は相当に追い詰められているのでしょう。
次のようなことにも垣間見られます。
論評の後、23日に北朝鮮当局は韓国系アメリカ人学者の身柄を拘束しました。
また、先週19日には「北朝鮮は良い所だ」といってその昔、北朝鮮に渡り今でも2000人位いると推定される”日本人妻”と日本の報道機関の会見を演出しました。
これは「やれるものならやってみろ。攻撃できるものなら攻撃してみろ」「お前のところの国民もこちらには人質としているんだぞ」ということを見せています。

北朝鮮は切羽詰ってきています。
今日の電話会談で、安倍さんとトランプ大統領は「北が明日こうしたら日米はこれでいこう」と固めたはずです。
そしてその合意を受けてトランプ大統領は習近平氏に「日米はこうするぞ」「時間がない」「北朝鮮をちゃんと説得しろ」と言っているはずです。


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