中田宏チャンネル_170414_#468_イルカ

JAZA(Japanese Association of Zoos and Aquariums)=日本動物園水族館協会から、神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館と山口県下関市の下関市立しものせき水族館「海響館」の2つの水族館が脱退しました。

この関係については、2年前のブログで「水族館はJAZAから脱会をしても良いのではないか、そしてJAZAはWAZA(WORLD ASSOCIATION OF ZOOS AND AQUARIUMS)=世界動物園水族館協会に対してダブルスタンダードを作ってはどうか」と書きました。

2015/5/28「イルカショーが虐待!?クジラと同じく、世界に「あの手・この手」で主張すべき!」
http://nakada.net/blog/867

当時WAZAは和歌山県太地町で行っているイルカの追い込み漁は残酷で、そのイルカでショーを行っている水族館を会員に持つJAZAに会員資格を停止すると脅し、JAZAがWAZAの意向に従いました。
この時に当の和歌山県太地町立くじらの博物館はJAZAを退会しましたが、これに続いて2つの水族館が今回脱退したことになります。
2つの水族館の”表向きの”理由は「太地町から引き続きイルカを購入したい」ということになっていますが、実際に関係者に取材してみると、WAZAのJAZAへの滅茶苦茶な要求が要因にあるようです。

追い込み漁は日本で古来から行われてきた文化的な漁法で、かつイルカを傷つけずに捕獲しますし、何よりも日本国内では合法です。
今回のJAZAの脱退は、WAZAの滅茶苦茶な論理に対しての抗議、そしてJAZAへの抗議でしょう。
私は立派な行動だと思います。

捕鯨問題に長年関わってきましたので、皆さんにぜひ考えて欲しい問題です。
アメリカを始めとした反捕鯨国では、イルカやクジラは”見るだけの動物”で食べるのはもちろんのこと飼うことも許されませんので、アメリカの水族館ではイルカショーが減り、間もなく見られなくなります。
しかしクジラやイルカは大海で自由に泳ぐものというのであれば、アメリカなど反捕鯨国の動物園にいるゾウやキリンについてはどう説明するのでしょうか?

なぜこのような誤った雰囲気になってしまうのか?
背景に環境ビジネスがあるからです。
寄付を求めて大金を稼いで儲けてそれを元に政治圧力を掛け、誤った情報が信じられてしまっています。
日本でももうあまりクジラを食べないからよいのではないか、といった問題ではなく、文化的にも真の環境保護の観点からも、きちんとした情報を世界に発信していく必要があります。


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