中田宏チャンネル_170411_#465_シリア空爆

北朝鮮ばかりではなくシリアでも情勢が緊迫しています。

地中海に配備されているアメリカ海軍の艦船が巡航ミサイル59発をシリア国内に放ち、アメリカがシリア・アサド政権に初の攻撃を行いました。
この伏線は3日前の今月4日、内戦状態のシリアでアサド政権軍が反政府軍に化学兵器を使った空爆を行い100人以上が死亡と報じられ、「国際法違反の化学兵器を使ったアサド政権を許さない」とアメリカ・トランプ政権が強行姿勢に転じたと言われています。

シリア内戦は2011年の「アラブの春=中東諸国の民主化運動」をアサド政権が押さえ込んだことから始まったと見られ、すでに30万人が死亡、500万人が国外難民になるなど国際的に大問題に発展しています。

内戦のそれぞれの勢力には外国=大国勢力が付いています。
アサド政権にはロシア・イランが、反政府側にはアメリカ・トルコが付き、かつ一応、共通の敵とするIS(イスラム国)にはそれぞれの国に加えてイギリスやフランスも参戦して空爆を行っており、本当に混沌とした泥沼状態です。

「化学兵器が使われたこと」自体は事実のようですが、一体「誰が使ったのか?」は未だに明らかではありません。
ロシアなどはアメリカを非難していますが、アメリカ・フロリダ州で行われた米中首脳会談(6〜7日)の最中にアメリカが攻撃する口実をシリアが作ったことになるのは「タイミングが良すぎる」「本当なのか?」ということです。
米中会談の最中だからこそアメリカは中国や北朝鮮に対して「やるときゃやるぞ」という姿勢を見せつけたとも言えますし、またロシアとの関係が疑われてきたトランプ政権が「我々はロシアに対して強硬な姿勢だ」とアメリカ国内向けに見せつけたとも考えられます。
あるいはロシアとの今後の取引を考え「ここで一発」かました可能性もあり、まだまだよく分からない状態です。

シリア情勢を含めて世界が激動に入っています。
目をそらさず注視していきましょう。


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