中田宏チャンネル_170308_#442_トランプ指針演説

先週3月1日にトランプ大統領がアメリカ議会上下両院合同本会議で初めての施政方針演説を行いました。

いつもまくし立てるような攻撃的な口調ですが今回は原稿を落ち着いて読み上げて「大統領らしかった」とアメリカでの評判は良いようです。そんなことで評判が良くなるの?と思いますが。

施政方針演説の中身は、
・メキシコ国境への壁建設に近く着手
・海外からのテロリスト流入を阻止
・TPP(環太平洋戦略的経済連携協定・Trans-Pacific Partnership)からの離脱
・同盟諸国に安全保障の公平なコスト負担を期待
などでしたがこれらは大統領選中にも就任後にも言っていたことで「また言っているの?」「具体性が乏しい」と評価されていません。

少しでも具体的だったのはこれも選挙中に言っていたことですがインフラ投資の規模が1兆ドル(約113兆円)、初めて言及したのが国防費540億ドル(約6兆1000億円)です。
肝煎りの減税は「経済チームが歴史的な税制改革をまとめている」とこれまた全く具体的ではありませんでした。

「具体性は乏しいが大統領らしく風格ある演説だった」ということで全体として評価が高いという不思議な現象で、これが日本であったらタダでは済みません。
日本では総理大臣の施政方針演説
→各会派の代表質問
→予算委員会
と行われ、それぞれで「具体性がないじゃないか!」と野党から集中砲火を浴びるでしょうが、アメリカでは大統領が議会で答弁する必要はありませんので言いっ放しで良いのでしょう。

トランプ氏の一言ひとことに一喜一憂しても仕方がないことは過去にも書きましたし、これから先も同じです。

2016/11/17「トランプ米大統領の誕生で日本はどーなる?ちょっとは期待しちゃいます!
http://nakada.net/blog/7398

本ブログでも1週間が経って取り上げたくらいで、とくに大きな反響もありませんでした。
まあ「トランプさん、ここは大統領らしくよくやったわ。「上手だったわよ」と褒めて育つタイプでもなさそうですしね。


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