中田宏チャンネル_170223_#433_トランプ嘘

今まで散々メディアの批判をしてきたアメリカのトランプ大統領自身がニセモノのニュースを発信してしまいました。

2月18日にアメリカ・フロリダ州で行われた集会でトランプ大統領は次のように発言しました。

「ドイツで起きていることを考えてみてほしい」
「スウェーデンで昨日の夜、起きたことを考えてみてほしい」

ヨーロッパのブリュッセル・ニース・パリなどで起きたテロ事件を引き合いにして「スウェーデンで昨日の夜、起きた」とテロ事件を示唆したわけですが、ワシントンにあるスウェーデン大使館は
「トランプ大統領が何を指して言ったのかはっきりしない。アメリカ政府に説明を求めた」
と抗議したそうです。

これに対してトランプ大統領は翌19日に
「私の発言はFOXテレビで放送された移民とスウェーデンに関する話に基づいている」
と釈明しましたが、FOXテレビの実際の番組は難民受け入れに伴ってスウェーデンで銃犯罪などが増えているという内容で、テロ事件ではありませんでした。

これまでCNNなどのテレビメディアを散々に批判しニューヨークタイムズなどの新聞社へも「お前ら嘘だ」と発言したり、記者会見では「Fake News(ニセモノのニュース)のお前はダメだ!」と言ってその記者に質問をさせなかったこともあるわけですから、やはり大統領自身が発言に気を付けなければいけないでしょう。

トランプ大統領の全てに賛同するわけではありませんが、一方で彼は重要なことを指摘してきました。
すなわちマスメディアには誤報もあれば、恣意的な報道を行ったり、時に捏造することまであり、メディアにしっかりとモノを言わないとのさばって無責任な情報を垂れ流します。

例えば日本では平成25(2013)年に産経新聞電子版が「村上春樹氏ノーベル文学賞受賞」と流しましたがこれは完全な誤報でした。
捏造といえば朝日新聞の慰安婦報道で、次から次へと強制的に拉致連行して慰安婦にさせていたことなどと報じ、近年ようやく「そのような事実はなかった」と認めましたが、この報道によって韓国を含めて世界が大変に誤解することとなりました。

偶然に2月26日(日)13:30からの読売テレビ系列『そこまで言って委員会NP』に出演しますが、テーマは「冤罪」です。
平成6(1994)年の松本サリン事件の際に新聞やテレビなどマスメディアがこぞって第一通報者である河野義行さんを犯人扱いして報じ、世のみんながそのように思い込んだことがありました。
『そこまで言って委員会NP』には河野さんご本人がゲスト出演されていますので、このやりとりもぜひご覧ください。
読売テレビ系列『そこまで言って委員会NP』「冤罪スペシャル」
http://www.ytv.co.jp/iinkai/
2/26(日)13:30〜

かくいう私も、2年前に発売された別冊宝島『世紀の大誤報』で、週刊現代に7週連続で嘘っぱちを書かれたことが取り上げられています。
私はこれら全てが嘘であることを裁判で晴らしましたが、この本も是非みなさんに読んでいただきたいと思います。

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別冊宝島2281『 徹底検証 世紀の大誤報』
http://tkj.jp/book/?cd=20228101

トランプ大統領もマスメディアも互いに緊張感を持って嘘ではない事実関係に照らした情報を伝えることが大切です。


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