中田宏チャンネ中田宏チャンネル_170221_#431_貧しくなろうル_170221_#431_貧しくなろう

首都圏では東京新聞、東海地方では中日新聞の2月11日朝刊に『この国のかたち 3人の論者に聞く 考える広場』という記事が掲載されました。
その中で社会学者の上野千鶴子氏が「平等に貧しくなろう」という論を展開し、話題になっています。

上野氏の主張をかいつまんでみると(以下、筆者要約)

・安倍(晋三)さんは人口一億人規模の維持を言うが、社会学的に不可能
・人口を維持する方法は二つあるが
①自然増
→泣いてもわめいても子供は増えない
②社会増=移民
→社会的不公正や治安悪化に苦しむのでやめた方がいい
従って
・日本は人口減少と衰退を引き受けるべき
・平和に衰退していく社会のモデルになればいい
・一億人維持とか、国内総生産(GDP)六百兆円とかの妄想は捨てて、現実に向き合う

ということで、タイトルの『平等に貧しくなろう』に繋がっています。

これに対する意見をいくつか見てみると
「出産・保育の施策を充実すべき」
「移民=社会不安は差別」
「移民受け入れしかないのか?」
「国民一人当たりの生産性を上げて経済成長させるべき」
「平等に貧しくなることなどあり得ない。本当に貧困な人から先に死ぬ」
などとなっています。

政治的なイデオロギーの違いからの批判も見られますが、上野氏の論はかなり事実に照らした問題提起、また上野氏のホンネではないでしょうか。
私の持論は“物事は現実を直視して考えるべき”ですからこの意味で上野氏に共感します。

みんなで平等に貧しくなろうという結論に「わかった。そうしよう」と同意するのであればそれも一つの考え方ですし、私は本ブログで「日本は優秀な外国人労働者の積極的確保が必要」「優良な人には永住権を出していくべき」と書きました。

2016/12/27「外国人に永住権を早く許可、いいんじゃない!※ただし条件つき」
http://nakada.net/blog/7972

上野氏の提起に賛成でも反対でも、一人一人が大いに自問して考えていかなければならない問題です。


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