2月6日、日本維新の会は記者会見を行い、衆院・千葉1区(千葉市中央区・稲毛区・美浜区)に長谷川豊氏というユニークな公認候補者を擁立すると発表しました。
長谷川氏は元フジテレビのアナウンサーで、本人の取材に基づいて本音丸出しのブログを書き、何回も炎上してきた人です。

本音論

「長谷川さんの言っていることは正しい!」と書くとこちらも炎上してしまいますので、言葉を選び「”本質的には”正しい!」とご紹介します。

会見で長谷川氏は自身の昨年9月19日のブログについて記者から質問され「多くの方に偏見を与えかねない内容だった」と釈明し、日本維新の会も「不適切な表現だった」と認めているようです。

そのブログの当初のタイトルは
『自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!』、
その後にタイトルなどは一部修正したようですが、記事には以下のように書かれています。

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・バカみたいに暴飲暴食を繰り返す
・腹は出る、腰は痛める。周囲に注意されているのに、無視。
・それでも食べ続け、運動もしない。
・周囲は必死に注意。でも無視。
・で、糖尿病になる。
・にも関わらず、運動もしない、食事も先生から言われたことをろくに守らず好き放題。

で、ついに「人工透析患者」さんに。

本気論 本音論 長谷川豊氏コラム 2016/9/19
『医者の言うことを何年も無視し続けて自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!』
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こうした内容から前述の「〜殺せ!」というタイトルになったようですが、「殺せ!」とはまさに不適切で、後に修正したようですが、ブログそのものは今でも公開されています。

いずれにしてもアナウンサー出身ですから表現が下手という問題でなく、しっかり伝えたいなら適切な表現を考えるべきでした。

この中田宏ブログでは以前、医療や保険制度については「ドイツでは60歳以上の透析は医療保険の対象外となっていること」と書きました。
2016/2/23ブログ『【丸山和也議員】不倫はともかく、「奴隷」発言は惜しい!!!』

また国会で麻生太郎・財務大臣と健康保険制度について
「もっと健康にインセンティブをもたらすような仕組みにしないとダメだ」
と議論したことも紹介しました。
2016/11/14ブログ小泉進次郎議員が“健康ゴールド免許”を提言。「いいね!」だけど「じれったい!」

好き放題やりたい放題で、でも病気になったら一律に健康な人の税金・保険料で面倒をみる保険制度は長続きしません。
例えば定期健康診断を義務化して、受診せずに病気になったら自己負担を高くする制度などにしないとダメだと考えます。

先日、堀江貴文氏の近著『むだ死にしない技術』を読みました。
この中では
「歯周病が糖尿病・くも膜下出血につながる」
「ピロリ菌が胃にいると胃がんになる」
「要は定期健診、早期発見にかかる費用の方ががんなどの病気になった時の治療費よりも断然安い」
などと書かれています。

むだ死にしない技術
(出典 Amazon

偏見につながる過激な物言いは問答無用ですが、これまで持論としてきたことにようやく時代が追いついてきた感があります。