中田宏チャンネル_170208_#422_石原

今、言わずと知れた現・東京都知事の小池百合子氏と元・知事の石原慎太郎氏の間でバトルが起こっています。

その原因は「豊洲市場の土地購入」についてで、小池氏は石原氏に対し、
「どのようにして決断をしてきたかということを明確にされるべき」
「逃げてしまっているという印象はよくない」
と指摘しており、対して石原氏は
「都からのすべての質問に対して誠意をもって回答してきた」
とコメントしています。


また石原氏は
「『近く小池氏と会う』と一部メディアに言った」
とも報じられていますが、一方で東京都議会は石原氏を参考人招致することを決議しました。

豊洲市場の汚染状況について先般のモニタリングで驚くべき数字が出た際、1月16日のブログで
『「小池知事の政治判断が求められる」などと報じられていますが違います。
今回はあくまでも「科学的判断」が求められる』
と書きましたが、すなわち”今後はもう豊洲市場は使えない”という状況にもなり得るということです。

2017/1/16ブログ『【また豊洲問題】小池都知事の「政治」判断なんて必要ない』

そうなると小池知事の”判断”に責任があるというよりは
「『なぜそこにしたの?』というそのプロセスを明らかにしなければならない」
というのが小池さん側の考えでしょう。

一方で、石原氏は住民監査請求で
「豊洲の土地購入費578億円を石原慎太郎氏に請求しろ」
と求められており、「それを全部被せられたら、たまらない」ということでいろいろ反論したり今後アクションを起こしていこうというスタンスなのだと思われます。

住民監査請求とは、「知事などによる”不当な行為など”による納税者の損失を是正するために認められた”権利”」ですが、さらに「知事などによる”違法な行為”による納税者の損失の是正を求める”訴訟”」を起こされる(住民訴訟)ケースもあります。

過去には1992年に京都市が47億円で購入した土地は”不当に高額”と1993年に住民訴訟で田邊朋之・京都市長(当時・故人)が提訴され、2005年に26億円の返還を命じる判決が出ています。
この額はこれまで首長が命じられ確定した中では最高額であり、親族は故人の相続遺産からその一部を支払ったようです。

今回は、石原氏が「石原氏が知っていたのか否か」が焦点です。
知らなかったが”監督責任”で578億もの金額を求められてはさすがにベストセラー作家の石原さんでも払いきれないでしょう。
一方、知っていて不正を働いた場合は石原氏でなくてもその分は全額戻せという話になるでしょう。


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