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年明け早々、中国の初の航空母艦(空母)「遼寧」が南シナ海で戦闘機やヘリコプターの発着訓練を行ったというニュースがありました。

トランプ新政権に対する牽制という論もあります。中国は南シナ海では初めてですが、東シナ海ではこれまで訓練を行ったことがあります。
空母はわざわざ船に飛行機を載せて出ていくので“攻撃のための武力”になります。
専守防衛の日本は空母を持ちませんが、防衛のための空母も考えるべきだと私は思っています。

さて、中国が南シナ海を自分のものにしたいと考えていることは当ブログで何回か解説していますが、東シナ海を自分のものにしたいのも同様です。
ではその理由は何か?

こちらの地図(※地図1)をご覧ください。

地図1
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このような地図はあまり見たことがない方が多いのではないでしょうか。
いつも日本人が見ている地図は日本が中心にありますが、これは中国から見た地図になっています。

地図2
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この中国の視点から見ると、中国が尖閣諸島を取れば東シナ海が自由になり、そして7月12日のブログ「選挙も大事。でも、今日、日本に大注目の判決が出ます!」でも触れた“九段線”のある南シナ海が自分のものになればここも自由に通行できるようになることがわかります。

つまり、中国の船が東シナ海や南シナ海から太平洋に自由に出入りできるようになる(※地図3 黒矢印参照)のです。
その太平洋には東京、名古屋、大阪などの日本の主要都市があります。

地図3
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このように、私たちがいつも見ている地図と違う視点から見ると相手の考えていることがよくわかります

また、“第一列島線”や“第二列島線”(※地図4)という言い方がありますが、これは中国の軍事戦略上の概念です。
※中国の軍は地図の上に日本列島から台湾、フィリピン、南シナ海に至る線を引いて第一列島線、さらには日本から小笠原諸島、グアムを結んだ線を第二列島線とし、この2つの線の内側を勢力圏内とする戦略

地図4
東アジア地勢図

私たちはこのような事も踏まえ、安全保障についてしっかりと考えていかなければいけません。

出典:日本戦略研究フォーラム(JFSS) 東アジア地勢図

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