中田宏チャンネル_170105_399_解散総選挙

昨日1月4日は世の中も安倍晋三総理大臣も仕事始めということで閣僚らを伴って伊勢神宮を参拝、三重県伊勢市内で年頭記者会見に臨みました。
昨年の年頭会見ではそれまでの政権の実績とその年の政治日程について具体的な発言がありましたが、今年の会見では新年の清々しい気持ち・覚悟を表明という感じで具体的には何もありませんでした。

そこで、具体的に聞きたい報道陣からは次の質問が出ました。

(記者)
衆議院の解散総選挙のタイミングについてお伺いいたします」

(総理)
「平成29年、今日で4日目でありますが、この4日間、解散の2文字を全く考えたことはないわけでありまして、今、質問されて初めて解散という言葉が脳裏に浮かんだわけでありますが、全く解散については考えておりません」
と言い切りました。

同じ昨日4日、テレビ番組で二階俊博・自民党幹事長は早期の衆院解散・総選挙について
「可能性は残っていない」
とこれまた否定しています。

以上だけをテレビも新聞も伝えていますが、むしろ具体的なことがなかった安倍総理の記者会見の冒頭発言が注目でしょう。

「本年は酉(とり)年であります。12年前、あの劇的な郵政解散がありました。その更に12年前は、私が初当選した年でありますが」
(実は私も同期の初当選です)
「自民党が戦後初めて野党になり、55年体制が崩壊した歴史的な年でありました」

さらにさかのぼって昭和44年まで持ち出して
「佐藤(栄作)総理が沖縄返還でアメリカと合意し、解散総選挙に打って出た昭和44年も酉年でありました。酉年は、しばしば政治の大きな転換点となってきました」
とも言っています。

記者に答えた「全く考えていません」は世の中一般・野党向け、そしてわざわざ酉年の解散総選挙を振り返って「酉年は大きな転換点」としているのは自民・公明=与党向けと見るべきです。

もしも現職の衆議院議員だったら”これは今年は総選挙”と踏んで、秘書やスタッフに「今だったらどこの空きスペースを選挙事務所として使えるか」あるいは政策チラシは「今だったらどんなフレーズを使うか。何を訴えていくか」といった作戦会議に入るでしょう。


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