中田宏チャンネル_170101_397_お正月特番

平成29(2017)年、酉年となりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は”節目の年”になると見ています。
世界・日本そして私たちのさまざまなルールが大きく転換していく”端境期(はざかいき)”になると思っています。
今年で全てが変わり終えるわけではないでしょうが、本格的な転換期に入ってゆくでしょう。

“世界”では、1月20日にアメリカにドナルド・トランプ政権が誕生します。
今までの延長で物事が進むとは考えられず“予想不能”です。
また昨年イギリスが離脱を決めたEU・ヨーロッパではフランスで大統領選挙が、ドイツでは連邦議会選挙が行われます。
これらもトランプ政権や世界動向の影響を確実に受けることになるでしょう。

次に“日本”です。
まず何よりもアメリカとの関係がどうなるのか、日米関係をベースとして対中国や対ロシア関係は方向性が変わってきます。
また衆議院の解散総選挙はあるでしょう。

私たちの暮らしに直結する“経済”はどうでしょう。
これもやはりアメリカの影響を受けます。
トランプ氏が選挙戦で述べていたとおりに関税を引き上げたり大胆な経済・財政政策をとれば円の為替相場など日本経済にダイレクトに影響します。
もともと安倍政権の経済政策(アベノミクス)は対外国依存度が高いため致し方ありません。

一見、アメリカ・トランプ新政権が全てに影響するかのようで、確かにこれまで特に国際政治はそうでした。
一方、経済は政治とは連動せずに成長する面もありましたが今は国際政治がグローバリゼーションやIT経済を背景にどのようなルールを設けるか口を挟むようになっています。
裏を返せばなかなか成長しなくなった経済がトランプ政権を生み出したとも言えます。
そして各国が講じた政策は金融緩和で、中央銀行が通貨量を増やしてより多く貸し出し市中に回しましたが、これは非常に“危ういバランス”の上に立っています。
ここにトランプ政権の政策やヨーロッパでの選挙結果、中国や日本の動きなどが加われば、何が引き金となって微妙なバランスを崩れ世界経済が一気にクラッシュする”ハードランディング(硬着陸)”となるかわかりません。

いずれにせよ各国が”自国ファースト(自国中心主義)”を主張することになれば世界の大転換が始まるでしょう。
国際政治では第二次大戦後あるいは東西冷戦後体制の、貿易体制はかつてのGATT体制や現在のWTO体制の、そしてブレトン・ウッズ協定からの金融・通貨体制の転換となるわけです。

歴史の大転換期という凄い時代に突入しました。
不安に思うかそれともワクワクするかはそれぞれ受けて次第ですが、いずれにしても自ら情報をしっかりキャッチして自分の頭で考えて主体的になることが必要です。
そのために本ブログや動画『中田チャンネル(中チャン)』で情報を発信していきます。
本年もどうぞお役立てください。


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