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明日は天皇誕生日で今上天皇陛下が83歳になられます。
誠におめでとうございます。

天皇陛下は日本国の重要なアイデンティティーです。
陛下の存在が日本国が日本国であるための大きな意味であり、また83歳というご高齢でありながら忙しく公務をお務めいただき、常に国民の幸せを祈り続けていただいていることは私たちにとってありがたいことだと思います。

8月に表明された『譲位』のお気持ちについての私なりの考えは当日のブログに記しましたが、当時の理解不足だったことを宮内庁の方に聞く機会がありました。

8月8日ブログ「【陛下メッセージ】「受け止める」だけでは済まされません」
http://nakada.net/blog/6680

陛下はビデオメッセージで象徴天皇について触れておられ、昭和天皇とは違って即位から象徴天皇で国民の前にご高齢になられても出て行かれるお気持ちについてはよく理解することができました。

これとは別に新たに2つのことを知りました。
1つ目は摂政を置くことの難しさです。

※参考
◯憲法第四条第二項
天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。
◯憲法第五条
皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規定を準用する。
◯皇室典範第十六条  
天皇が成年に達しないときは、摂政を置く。
2 天皇が、精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができないときは、皇室会議の議により、摂政を置く。

昭和天皇は大正天皇の摂政を5年務めておられます。
摂政の難しさは例えば摂政を置いても国民あるいは外国の要人が「天皇陛下にお目にかかりたい」と思ってしまうだろうといわば”二重になってしまう”ことにあり、陛下はこのことをよく承知されているため「譲位したい」というお気持ちがあるということです。

2つ目は現在10歳の悠仁親王殿下のことです。
皇位継承順第3位の悠仁様は天皇陛下の行事などを目の前でご覧になることがなかなかないそうです。
私たちよりは身近なところでご覧になる機会がはるかに多いことはもちろんですが、例えば11月22日のブログで取り上げた『新嘗祭』においては神前で新穀をお供えしご自身が食される陛下に続かれるのは皇位継承順1位の皇太子殿下です。

11月22日ブログ「【勤労感謝の日】の由来をご存じですか?私は勤労にもお米にもそして妻にも感謝します!」
http://nakada.net/blog/7456

現在、皇位継承順2位の秋篠宮殿下と皆様は見るお立場でいらっしゃるそうで、もし譲位されれば秋篠宮様が現在の皇太子様の立場になられて、悠仁様はより身近なところで見られまた父である秋篠宮様からさまざまな話をお聞きになることが可能になるとのことです。

こうしたことを聞き、陛下がご高齢のお体のことだけではなくご公務のあり方や皇室行事の継承の点からもお気持ちを述べられたことがわかりました。

あらためて心からお誕生日をお祝い申し上げます。
そしてこれからもお元気でいていただきたくお願い申し上げます。


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