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12月7日に今国会で初めて党首討論が行われました。党首討論自体は5月以来になりますが、蓮舫・民進党代表にとって初めての党首討論であり、安倍・総理大臣VS蓮舫代表の対決が注目されました。

議論は電通社員の痛ましい自殺の件を取り上げ、労働法制についての議論もありましたが、蓮舫代表が冒頭に取り上げて多くの時間を割いたのがいわゆる”カジノ法案”=特定複合観光施設(IR)区域の整備の推進に関する法律案についての議論でした。
※IR=Integrated Resortとは「統合型リゾート」のこと

蓮舫代表の主張は以下です。
「カジノは統合型リゾートのうち、わずか3%でしかない」
「カジノしか儲からない」
「なぜそれが成長戦略といえるのか」

これについては、2016年11月11日のブログ『【カジノ法】ようやく議論?…思い出す20年前の“サッカーくじ”批判。全然、当たってないですよね?』で“採算が合うものと合わないものをいかにうまくミックスするか”、そしてその結果がもたらす“経済波及効果”について書きました。安倍総理はこの点についての答弁が曖昧だったので、きちんと説明してほしいと思いました。

また、蓮舫代表が指摘した“ギャンブル依存症”についても同様に2016年11月11日のブログで触れました。サッカーくじ(toto)の時もギャンブル依存症などの議論がありましたが、19歳以下は買えないようにするなどの工夫で大きな問題は起きていません。今回の法案は統合型リゾート、カジノを作れるようにする、という案なので、政府が今後出していく法律や規制の中できちんと対応すればよいことです。

 

蓮舫代表の「今回の法案審議は拙速だ」の発言についてはおっしゃるとおりです。衆議院での法案審議はわずか5時間33分ですから、スピード採決と言って間違いないでしょう。参議院はたった1日の審議で採決の構えのようですし、本当に早過ぎます。

「拙速だ」という言葉は反対野党の常套句です。20時間、30時間とたっぷり審議をしてもまだ「拙速だ」と発言するケースもあり、自分たちが納得できなければどこまで議論しても「拙速だ」と言って採決すらさせない姿勢があります。これに対しては私は批判をしてきましたが、今回は間違いなく拙速に当たるでしょう。

「拙速」と言われる批判が当たっている理由は、私が国会議員だった頃の3年前からこの法案の審議が始まっていたにも関わらず“継続審議”扱いのままで、審議がほったらかしにされていたことにあります。これまで自民党の国会対策委員会や議院運営委員会、そして衆議院・内閣委員会・理事会において採決に向けた議論をきちんと積み重ねてこなかったことが問題だと言えますこの法案は議員立法です。(安倍)内閣が提出した法律案ではありませんので、自民党がきちんと説明責任を負わなければいけません。

今回の安倍総理VS 蓮舫代表では、法案の中身はともかく蓮舫代表に勢いがあったと感じました。

ところで、国会で発言中に安倍総理が「うるさいうるさい、静かにして下さい。委員長注意して下さい」と、何度も言っていましたが、国会にいると本当に(周りの議員の発言、野次などで)うるさくてよく聞こえないのです。
国会って現場にいるよりもテレビの方が見やすいんです。

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