中田宏チャンネル_161130_375_ボート会場

昨日11月29日に東京2020オリンピック・パラリンピックの3つの競技会場についてIOC・日本政府・東京都そして大会組織委員会の4者協議が行われました。
結論は、
◯ボート・カヌー 現行案の海の森水上競技場の整備費ディスカウント
◯水泳 現行案のオリンピック水泳センター(アクアティクスセンター)の整備費ディスカウント
そして
◯バレーボール 現行案の有明アリーナは小池百合子・都知事が「クリスマスまで」として延長
となりました。

小池都知事が宮城県・長沼まで視察に行ったボート会場費はオリンピック招致段階では見69億円の積もりだったものがその後491億円と7倍に膨れ上がり、昨日、最終的に298億円のディスカウント価格で決まりました。
また水泳会場も当初321億円だったものが683億円と倍以上になって最終的に513億円のディスカウント額に決まったわけですが、いずれも“これが最終的なのかね”と首をかしげたくはなります。
この2会場に関してはオリンピック仕様のものが今のところ国内には1つも無くいずれにしてもどこかに新設しなければならないもので、金額が大幅に下がったことは小池都知事の問題提起の結果と言え、小池さんと都民の大きな成果でしょう。

そしてクリスマスまで延長となり残ったバレーボール会場は有明アリーナを作るのかそれとも小池さんの念頭にある横浜アリーナを使うのかということですが、対する横浜市の対応・反応は実に淡々と客観的に何か他人事のようなコメントが続いています。
林文子・横浜市長は「東京都と大会組織委員会が決めることだ」と繰り返しており“決まれば協力しますよ”というスタンスです。
ボート議論の時の村井嘉浩・宮城県知事や遅ればせでしたが上田清司・埼玉県知事の「やるのであればぜひ当県で」と歓迎していたのとは大違いの対応です。

私の政治・行政経験からましてや横浜市とよく知る行政組織体ですから思うのは、いろいろな力のバランスが働いているのでしょう。
世に言う“大人の事情”です。
しかし小池都知事は”なんとか横浜アリーナで”とこの“扉”をこじ開けたいのでしょうし、またずばり、横浜が駄目でもさらに別の腹案があると思われます。
ですからクリスマスまで協議を延長したわけで、ここは、目が離せません。

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!