中田宏チャンネル_161107_359_築地移転本日予定

今日11月7日は、豊洲市場オープン予定日でしたが、残念ながらそうならなかった経緯は皆さまご承知のとおりです。
これから先、毎日いろいろな出費が嵩みますし、東京オリンピックにも影響が出てくるわけで、さあどうするのか。
「だから言わんこっちゃない」
「あんな地下の空間のことなんか小池さんオープンしなきゃよかったんだよ」

という訳にはいきません。
仮に私が東京都知事だったとしても知った以上はきちっと情報開示をしていくことは当然です。
問題はこれから先、情報をきちっと出した上で対策を講じて政策を決定していくことが重要になってきます。

例えば豊洲市場はがらんどうのままとりあえず開けておくわけですが、その警備費だとか光熱水費は一日500万円くらいかかるそうです。
節約して500万円、一ヶ月で1億5000万円、十ヶ月延期されれば15億円になってしまいます。
さらに、仲卸業者など入るはずだった事業者への補償は一日500万円ではすまないのではないでしょうか。
こうした金額はどんどん加算でいくわけですから、ここから先は政策決定をしっかりしていかなければならないことは言うまでもありません。

もともと私は9月9日のブログで「しっかり科学的な対応をしたら前に進めなきゃだめだ」と書き、その後に例の”地下空間問題”が出て9月14日のブログでは「そもそも前提が狂った」と書きました。

9/9『豊洲移転に集中する多くの反対意見「やっぱり築地でしょ」そう言うあなたは○○症候群!』
http://nakada.net/blog/7030

9/14『【豊洲問題】小池都知事が驚愕の新事実を発表「今までの発表が嘘だった」都民を裏切るだらしない東京都に徹底追及を!』
http://nakada.net/blog/7042

これから先、小池百合子・東京都知事が判断していくことになります。
実は私達の”腹積もり”も必要になってきます。

例えば地下空間で湧き出ている水のベンゼンやヒ素が”基準値越え”と報じられています。
この”基準値”はあくまで飲用水としてのものです。
定義は一生ゴクゴク飲み続けた場合に健康に害を及ぼすかどうかですが、果たして実際に一生涯飲み続けることはあるでしょうか。
あの水は実際には排水するでしょうし、排水基準には完全に収まっている数値です。
ましてやきちっと処理すれば数値はなおさら改善されていくでしょう。

ちなみに私はシンガポールでトイレからの下水をきちっと処理して水を飲んだことがあります。
トイレから出てきた水を処理したら飲めるわけです。

メディアはこうしたこともきちっと伝えなければなりませんし、私達も勘違いして何でもかんでも「こわいこわい」ではいけません。
その上で小池知事にはきちっとした政策判断をしていただきたいと思います。

なにせ築地はネズミが駆けずり回っている不衛生さがあり、こうしたことがあったから豊洲に移転しようということになったわけです。
原点は何だったのか、その上で対策をどうするかが求められています。

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!