中田宏チャンネル_161031_355_小池塾

10月30日、東京都内でいわゆる小池政治塾「希望の塾」が開催されました。
4827人の応募があって書類審査の結果2902人が入塾したということで、一堂に会する会場の手配は難しかったのでしょうか、大学施設で4回、同じ内容で受講生に小池百合子さん(東京都知事)が熱弁を振ったということです。
メディアでは小池さんが「素晴らしい日本の政治をつくるため、批評家ではなく一人ひとりがプレイヤーに」と呼び掛けたと報じられていますが、詳細はどうだったのでしょうか。

当日の資料を見ると、時間は約90分。
司会の元日本テレビアナウンサー・松永二三男さんから「とにかく今の東京都政というのは小池百合子という一人から始まった」という前説があって、その後の2分くらいのプロモーションビデオでも小池さんが都知事選の演説で「一人から始めるんだ」と訴えているシーンがあってとにかく一人からここまで広がってきたというのを見せて、そうして小池さん本人が登場して30分ほど講演。
その後、高野之夫・豊島区長が30分ほど講演して最後に次回以降はレポート作成・提出などもあると事務連絡があって全体で約90分だったということです。
小池都知事の話はある意味で”大義と共感”、抽象的かつ理念的なものだったので、”豊洲”や”オリンピック”といった具体論・政策的な中身ではなくやや物足りないと感じた人もいたようです。
ただ、会場には小池さんが登場したらスマホで写真を撮りまくっていた受講生もいたということですから、熱気があったというか”小池さん見たさ”の人も含まれているのでしょう。

4年前に大阪維新の会が催した「維新政治塾」というものがありました。
これは衆議院議員候補を発掘することがかなり明確に謳われましたが、しかし全員が候補になれるわけではありませんから、大阪維新の会ひいては日本維新の会に連なる運動家・活動家を増やしていくということが副産物として生まれました。
小池政治塾は逆で、小池さんの応援団、東京都政に関するウォッチャーを増やしもっと求心力をつけることで、都政推進をやりやすくしていくことが主目的です。
その過程で候補者にふさわしい人が見つかればこれは副産物という位置付けです。
維新塾は候補者選考が主でファン層を増やすことは副産物、小池政治塾はファン層を増やすことが主で候補者が見つかればいいというのが副産物というのが大きな違いです。

これが”小池新党”になっていくのかどうかは以前のブログに書きましたが、今後の展開次第です。

2016/9/23「騒いでいるのはマスコミだけ。小池新党はありません!ただし、無用な抵抗を続ければ…?」
http://nakada.net/blog/7091

しかし、小池塾で候補者が発掘される→都議会議員選挙に立候補する→都議会議員が誕生する。
これはアリでしょう。

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