中田宏チャンネル_161024_350_大統領選

今回は日本とアメリカの選挙についてです。

昨日23日、日本では2つの衆議院議員の補欠選挙が行われました。
東京10区と福岡6区、両方とも実質的に自民党の勝ちでした。
東京都10区は自民党の若狭勝氏が勝ち、福岡6区は無所属同士が戦って結果的に勝った鳩山二郎氏を自民党が追加公認したそうですが、民進党もナメられたもんだなと思います。
19日に行われたアメリカ大統領選3回目のテレビ討論会に話題を移します。
討論会後にCNNが行った「どちらが勝ったと思うか?」という世論調査では、クリントン候補(民主党)が52%、トランプ候補(共和党)が39%という結果が出ています。
CNNに限らずその他の調査でもクリントン氏が勝ったと捉えた人が多かったようです。

10月17日『【米大統領選第2回テレビ討論会を視聴して】本当に酷かった!世界の超大国アメリカは“世の中の不安を食べて大きくなる○○○”になっていいのか?!』でも触れたように、今回の大統領選は本当に低俗でこんな選び方でいいのかと思いますが、討論会の最後はクリントン氏が持ち出して安全保障の議論にもなりました。

10月17日『【米大統領選第2回テレビ討論会を視聴して】本当に酷かった!世界の超大国アメリカは“世の中の不安を食べて大きくなる○○○”になっていいのか?!』
http://nakada.net/blog/7217

クリントン氏「あなたは日本や韓国が核兵器を持ってそれを使えばいいと言っているじゃないか」
トランプ氏「言ってない!
いや、トランプ氏はそのように言っていましたよね。
このような議論で日本が出てくることが良いことなのかどうかは疑問ですが、とにかくトランプ氏は外交音痴・不勉強・無知識ですから、本当に大統領にはなって欲しくありません。
大統領選に絡む日米安保については5月13日『【アメリカ・トランプ氏】「ウソは方便」でもコレはまずいでしょ!』で触れているのでぜひご覧ください。

5月13日『【アメリカ・トランプ氏】「ウソは方便」でもコレはまずいでしょ!』
http://nakada.net/blog/5267

さて、アメリカ大統領選は11月8日が本選です。
全3回のテレビ討論会が終わり、後は個別の集会などが開かれて11月8日を迎えることになります。
投票の仕組みは、投票する先は“選挙人”と呼ばれる共和党・民主党にそれぞれ投票を表明している人で、日本人には少しわかりにくい仕組みになっています。
その選挙人がワシントンで形式上の大統領指名の選挙を行います。
また、各州では“選挙人の総取り方式”で、トランプ氏かクリントン氏かを選んで上回った方がその州の選挙人全てを獲得する仕組みです。
例えばフロリダ州では選挙人が29人と多く選ばれますが、ここはクリントン氏が圧倒的に有利な状態だそうですし、また選挙人11人を選ぶアリゾナ州は根っからの共和党支持基盤で50年に渡って共和党候補が勝ち続けていますが、ここでも世論調査でクリントン氏が上回っているとのことです。

いろいろな調査があるなか、アメリカの主な世論調査を平均して発表する政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」によると最新の支持率はクリントン氏48.5%、トランプ氏42.1%ということで、クリントン氏が5ポイント以上の差をつけています。
前述したような選挙人を選ぶ仕組みではクリントン氏が圧倒的に勝つ可能性も出てきていますが、大統領選当日の11月8日までは何が起こるか分かりません。

クリントン氏の評判も良いわけではなく、嫌われ者同士の大統領選挙とまで言われてきたわけですから、選挙が終わってこの現状を振り返ってみれば、クリントン氏が「相手がトランプ氏でよかったわ」と感謝をする“11月8日”となるかもしれません。

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