中田宏チャンネル_161020_348_胸いっぱい北朝鮮

10月15日土曜日、関西テレビTV『昼間っから激論バラエティ・胸いっぱいサミット!』に出演しました。
首都圏はありませんが、札幌・福岡・広島などで放映されていて、生放送で視聴者アンケートを取ってその場で発表もする番組です。

複数のテーマを扱いますが、その一つが北朝鮮問題でした。
日本や各国が「10月10日(朝鮮労働党創立記念日)に北朝鮮がまた長距離ミサイルを発射するのではないか?」と警戒態勢に入っていて、またアメリカと韓国は“作戦計画5015”というものをすでに作成しているとの報道があるなかでのテーマでした。
この作戦は、北朝鮮がまた挑発行為をしてきた場合、北朝鮮の幹部を確保・排除する、というもので、幹部とはすなわち金正恩・朝鮮労働党中央委員会総書記のことでしょう。
また原子力空母や潜水艦で北朝鮮を取り囲み、約700ヶ所を徹底的に破壊して金正恩体制を破滅させるというものです。

そこで出たクエスチョンが、
『核実験や長距離弾道ミサイルの発射実験など、威嚇行為を続ける北朝鮮に対し、もしもアメリカ軍が軍事行動を取ったら…賛成?反対?』

スタジオのメンバーは次のように分かれました。
反対 太平サブローさん・麻木久仁子さん・柴田英嗣さん(アンタッチャブル)・熊切あさ美さん
賛成 青山繁晴さん(参議院議員(自民党))・中田宏

私の賛成理由は次のとおりです。
平成22(2010)年、北朝鮮の攻撃で韓国兵と民間人それぞれ2人が亡くなる延坪島(ヨンピョンド)事件がありました。
オバマ政権は、こうしたことがあると必ず報復するなどと声明を出しますが、この事件に対しても結局はアクションに乏しいままで、結果的に北朝鮮の挑発行為はどんどんエスカレートしていきます。
軍事行動を取りたい、戦争をしたいなどとはゆめゆめ考えていませんが、これ以上、北朝鮮をエスカレートさせないためには何らかの作戦を考えないといけません。
番組では時間がありませんでしたが、さらに付け加えるならば、この時に北朝鮮が発射した砲弾が170発。
死者4名だけではなく重軽傷者を合わせると20人以上の怪我人が出ていますが、これを北朝鮮の実質上の広報紙である労働新聞は
「金正恩領導者の非凡な知略と戦術で敵の挑発は挫折し、延坪島は火の海になった」
とその成果を大きく誇っています。
このようなことが繰り返される度に、アメリカは「必ずあなたたちは制裁を受ける」と言いながらもその効果を全く得られないまま北朝鮮はミサイルを特に今年はどんどん発射していることは4月1日のブログ「【北朝鮮ミサイル連発】私たち、すでに術中にハマってない?」でも触れました。

【北朝鮮ミサイル連発】私たち、すでに術中にハマってない?
http://nakada.net/blog/4617

「やつらは言葉だけだ」
「こちらがどこまでやっても結局、反撃してこない」
北朝鮮がこのように考えてミサイル発射を繰り返していることは既定の事実です。
そういう意味で何らかの軍事作戦を視野に入れなければいけないと賛成の札を上げました。

スタジオでは4人が反対、2名が賛成と分かれましたが、もっと驚いたことがありました。
生放送中の視聴者アンケートでは、実に賛成が82%、反対が18%という結果が出たのです。

生放送・視聴者アンケート結果
賛成 82%
反対 18%

この結果にはスタジオも騒然となりました。
青山さんからは「北朝鮮は必ずこの番組を見ている」という言葉もありましたが、北朝鮮はこのような情報も集めているはずです。
日本国民がこのような意識を持って北朝鮮を見ていると伝わることは非常に大きな効果があるのではないでしょうか。

番組を見て、わざわざリモコンを取り出して、アンケートに答えてくださったのはすでに関心がある方々です。
この設問に賛成か反対かは別として、今の日本を取り巻く環境はそれだけ緊張感があること、そして日本国民はその渦中にいることを一人でも多くの皆さんが意識して、関心を持つことが重要です。

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!