中田宏チャンネル_161019_347_バイキングIOC

10月18日、フジテレビ系の昼のTV『バイキング』に出演しました。
話題のひとつが2020年東京オリンピックのボート・カヌー競技の開催地です。
宮城県・長沼や埼玉県・彩湖、そして予定どおり東京・海の森水上競技場と複数の案が出るなか、追加費用や他の条件を比べながら出演者が意見を出し合いました。

坂上忍さんと私は長沼が良いという意見でしたが、さらにそこに飛び込んできたのが18日に突如出た『韓国・忠州(チュンジュ)開催も検討へ』というニュースで、即座に「これは絶対にダメだ!」と発言しました。

横浜市長就任直後に2002年FIFAワールドカップサッカーがありましたが、元はといえば日本が招致活動をしていたところに後から韓国が手を挙げて最終的にコリア&ジャパンの共同開催となり、開会地はソウル、決勝は横浜で行われました。
選手だけではなくマスメディアから大会関係者まで国境を超える大移動が必要で実に困難を極めましたから、今回も「ダメだ!」と言ったわけです。

中田宏氏、東京五輪ボートなどの韓国開催案は「絶対ダメ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000101-spnannex-ent

番組も終わるころ、もう1つびっくりすることがありました。
小池百合子・東京都知事とトーマス・バッハIOC(国際オリンピック委員会/International Olympic Committee)会長が会談をすることは事前に伝えられていましたが、それがなんとフルオープン(全部公開)で行われるというのです。
この種では異例で、両者が何を発言するのか、報道するテレビ局も大変だったろうと察しますが、民放のほぼ全てが生中継を行いました。
内容はすでに報じられているとおりで、日本政府・東京都・組織委員会・IOCによる四者協議の場を設けることをバッハ会長が提案し、小池知事もそれに応じました。

今後は“四者がどのような関係になるか”が重要です。
日本政府・組織委員会・IOCは今のところ計画案である海の森水上競技場で実施したいようですから、この三者vs東京都となれば3対1で東京は厳しい状況になります。
一方で、日本サイドである政府・東京・組織委員会の三者が「移転やむなし」「復興五輪」と宮城県長沼案でまとまればIOCは受け入れざるを得ないでしょう。

今のまま日本側がバラバラでIOCが仲裁するような状態では、本当に韓国・忠州開催の話が出てきかねません。
オリンピック名称は『東京・忠州オリンピック』?『忠州・東京オリンピック』?

バイキングの番組中に坂上忍さんが「『建設費がいくら』と比較をしてもそんな数字は信じられない。ここから先は“復興”という大義で長沼に決めてはどうか。これが一番、腑に落ちる」と言っていましたが、私も同感です。
ここはまず日本国内がしっかりとまとまって、IOCに「この案で行きたい」と提案をする四者協議になるよう頑張りどころ、踏ん張りどころです。

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