中田宏チャンネル_161011_341_女性議員

今日もフジテレビ系の昼のTV『バイキング』に出演しましたが、ネタは”女性政治家”ということで、新聞のラテ欄には次のように書いてありました。
「女の政局」「小池・蓮舫・稲田氏…戦う女性政治家の現在・過去・未来を徹底解説」
しかし番組の冒頭で「今日は新聞とは一部違う内容になっております」とお断りしたり、終了後にはツイッターにも「稲田さんの話題などなかった」とコメントもいただきました。
なぜそうなったか。
衆議院議員の補欠選挙が東京と福岡で始まり、番組で議論が深入りしていくと、もしかしていずれかの候補の肩入れになりかねないということになり、番組のトーンを抑えかつ一部変更したというのがその真相でした。

稲田朋美・防衛大臣の想定ネタは、辻元清美・衆院議員と先月30日の予算委員会での論戦についてでした。
この時、辻元さんは稲田さんがジプチに海外視察出張して戦没者追悼式を欠席したのは歴代の防衛庁長官あるいは防衛大臣として前例がないと責めました。
さらに終戦の日の靖国神社参拝見送りも言行不一致、「あなたは『参拝する』と言ってきたではないか」ということでした。
政府が主催する戦没者追悼式を防衛大臣が欠席をしたというのは確かに言われても仕方がない一面があります。
一方、靖国神社の参拝は人に強制をするものなくそれぞれが自分の見識・良心、気持ちの中で行えば良いわけです。
しかも辻元さんは日ごろ「行くな行くなけしからん」と言っている方ですから、いくら言行不一致でも彼女が扱う話ではないでしょう。

番組では”女性の政治家”ということでいろいろと話は広がりましたが、私が思いだすのは1980年代にイギリスを率いたマーガレット・サッチャー氏です。

新しい日本―サッチャーからの提言
新しい日本―サッチャーからの提言

彼女は男も女もなく超越した政治家でした。
当時のイギリスは”イギリス病”といわれて経済はどんどん悪くなり借金はどんどん溜まっていく状態でした。
その時サッチャー氏は行政改革や規制撤廃を行い国営企業をどんどん民営化したりと具体的に行いましたが、特筆すべきはこの具体的な政策ではなく口癖だった「その哲学で行きましょう」というこの言葉です。
閣議の中でも何度も言ってたそうです。
具体論というのはいろいろな議論があってその上で決めることです。
しかし”哲学”、サッチャー氏は
「政府が何かをしてくれるではなく自分の足で立ちなさい」
「自分が働いてしっかり稼がなければイギリスは立て直らない」
「その上で税金は安くしてしっかり働いてその結果としての納税が国を富ます」
こういう考え方を徹底して、国民を”叱った”わけです。
「いま私がやってることは正直、恨まれているかもしれない」
「しかしそれは後世に評価してもらえればそれでいい」
と、歯を食いしばってやっていたそうです。
サッチャー氏が男女を超えた大政治家としてしっかりと哲学を持って各論を行ったことを見習うべきと思います。

まさに世界を日本をどうするか。
その哲学を実践した時に「女性政治家、良いじゃないか」となりそれはすなわち男も女もない”政治家”という証です。

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