中田宏チャンネル_160920_328_そこまで言って委員会

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18日日曜日、読売テレビ系列『そこまで言って委員会NP』(関東を除く全国ネット)で菅直人・元総理とバトルになりました。
日本共産党と選挙協力をやることの是非について民進党はどうするのかの議論で「共産党と組むなら万年野党化でしょ」と言うと、菅氏が「根拠の無い事を言うな!」と反論してきました。

共産党と選挙協力をする限り、一緒に批判の“受け皿”になることはできても、何か一致して提案することはできません。
提案せずにどうやって政権になるのでしょうか?
「これから先もずっと野党としてやっていきます」と言っているのも同じです。
事実上、共産党と選挙協力をして選挙区の調節も行っており、そのなかでどうやって与党になるのか聞きたいくらいです。

その民進党ですが、まさに『そこまで言って委員会NP』の収録があった16日に両院議員総会が行われ、野田佳彦(前総理)・新幹事長が決まりました。
この両院議員総会には全議員の半数にも満たない60人しか出席しなかったそうで、テレビで見ても空席だらけだったことが分かります。
番組の収録に8人の民進党の国会議員が参加していたのでガラガラも納得ですが、ボイコットの人も含めて他の人たちはどこ行ったのか?と思うほどでした。
この場で蓮舫・新代表が、新幹事長にと野田・前総理に白羽の矢を立てるサプライズがあり、これに対して野田氏は最初は固辞したものの、「あえて火中の栗を拾う」と表現し、後に了解に至ったそうです。
民進党内は野田氏に相当の反発があります。
前々回の総選挙は、民主党(当時)・野田政権時の解散総選挙でボロ負けをして今の安倍政権に交代したため、「あの人のおかげで落選させられた」という感情を持っている人が少なからずいるとのことです。
鳩山由紀夫政権も、私がバトルした菅政権も全然ダメでしたが、野田政権は、当時の民主党の中では誕生は遅かったけれどもまともな政権でした。
野田氏は社会保障と税の一体改革などでは与党も野党も関係ないと定義して、当時野党だった自民党・公明党に働きかけをして与野党合意に持ち込みました。
消費税も絡み、与野党で足の引っ張り合いをすべきではないと呼びかけを行い、返す刀で、国会議員の大幅削減でも自公と3党合意に至りサインをしたのです。

しかしその後、国会議員の定数削減については自公が3分の2の現状でも提案されていません。
そういう意味では野田氏だけが今の安倍政権に対峙できる・対等に話ができる立場です。
解散総選挙を約束して3党合意をしたことを自分の口から言えるのはまさに野田氏であり、今の安倍政権、なかんずく安倍首相と渡り合えるのは野田氏です。
民進党にはもう1人総理大臣の経験者がいますが、“菅直人・幹事長”では話にはなりませんが、蓮舫代表の賭けが吉と出るか凶と出るか、キーパーソンは野田佳彦・幹事長です。

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