中田宏チャンネル_160914_325_豊洲移転

小池百合子・東京都知事が築地市場の豊洲への移転延期を発表した件について、9月9日金曜日のブログ『豊洲移転に集中する多くの反対意見「やっぱり築地でしょ」そう言うあなたは○○症候群!』に書きました。

『豊洲移転に集中する多くの反対意見「やっぱり築地でしょ」そう言うあなたは○○症候群!』
http://nakada.net/blog/7030

その翌日9月10日土曜日に小池知事が緊急記者会見を行い、新たな情報を発表しました。
9日のブログで
“賛成・反対の意見はあるが本質的に最後に残っている土壌汚染問題については科学的にケリをつけるしかない”
きちんと説明できる情報を出せたら前に進めることが重要だ”
と書きましたが、新たに安心できる情報が出せるかどうかの問題ではなく、もはや今までの情報そのものが嘘だっというのが小池知事の発表でした。

もともと豊洲の土地は東京ガスの跡地で、地表から深さ2mを掘削して厚さ50センチの砕石層を築き、その上に高さ4. 5メートルの新しい土を盛り土して土壌汚染の環境からきちんと入れ替えることになっていました。
都はこれをすべて行ったとしていましたが、実は一部の施設の下は処理がされておらず、地下に空間を作り、地下駐車場に使う計画があったなどと言われていまがそこに水が流れ込んでいたとのことです。
9日のブログで“本質的な問題は残っている”と書きましたが、根本が崩れたのであればもう1回豊洲の移転問題を議論せざるを得ない状況です。
単なる延期にとどまらずにやり直し工事になれば相当な工期がかかるでしょう。
費用問題もありますが、これから新たに出てくる実態次第では果たして豊洲でいいのか?ということにまで行き着くでしょう。

前回、小池知事が移転延期を発表した時には来年2月あたりに豊洲市場は開場するのではないかと言われていました。
しかしこれは完全にムリでしょう。

そもそも“今まで嘘をついていた”という新しい情報が出たことに対し、知事には根本的な対策が求められます。
豊洲市場への移転に対していろいろな賛成・反対意見があるなかで、賛成派として長期的視野から東京都と一緒になって協力をしてきた事業者の皆さんにとっては本当に悲惨でとばっちり、東京都に裏切られた思いでしょう。
都のだらしない、都民を欺く仕事ぶりには怒りを隠しきれません。
小池知事は徹底してやるべきです。

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