中田宏チャンネル_160912_#323_シン・ゴジラ

※映画の内容をいわゆる「ネタバレ」するかもしれませんので、予めご了承下さい

8月に封切られて間もなく、話題の映画『シン・ゴジラ』を観てきました。

考えるべき材料がいくつも含まれている映画で、特に最近では石破茂・元防衛大臣が「これは防衛出動じゃないだろう」「鳥獣駆除という観点、あるいは災害派遣という観点からではないか?」と意見したり、対して小池百合子・東京都知事が「いや、防衛出動ではないか」と反論してみたり、こんな点でも話題になっています。
誰の片棒を担ぐわけではありませんが…。
要するに、みんなが考えるべきテーマがいろいろ含んでいるということでしょう。

何よりも日本の危機管理が描かれています。
総理大臣に報告がスムーズに上がっていかない!といったことは正直に言うと当たらずとも遠からずといった日本の危機管理体制であり、今では日本版NSC(National Security Council/国家安全保障会議)もあることですから、ここでの取りまとめは実現して欲しいところです。

自衛隊の存在や安全保障上の緊急事態に対する法整備についても描かれていて、法律の矛盾や不備について考えてしまいました。
“ゴジラが出て来ること”は100%無い…と個人的には思っていますが、国民を守っていく安全保障とは絶対にありえないということでなく想定外の対応でも可能にしておくことだと考えます。

映画では逃げ遅れたある人のために武力攻撃を中止する場面がありますが、結果としてより大きな被害へと繋がっていきました。
映画だとこのようなことは見過ごしがちですが、その後の場面を観ていろいろとまた考えてしまいました。

また、この映画では日米安全保障条約についてもかなり深く描かれています。
秋からアメリカでも公開されるとのことですが、世界の人には見て欲しくない!気持ちも芽生えました。
しかし、日本の皆さんにはぜひ観て考えて欲しい映画でした。

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!