中田宏チャンネル_160829_#313_24時間テレビ

8月27日(土)から28日(日)にかけて日本テレビ系列「24時間テレビ」が放送されましたが、そのフィナーレに近い28日の19時から19時30分にわたってNHKのEテレ、いわゆる教育テレビがかなり挑発的な番組を放送ということです。
この番組のサブタイトルは「笑いは地球を救う」。
日テレ系が「愛は地球を救う」ですから完全にタイトルをかぶらせています。

この番組は「バリバラ」という番組で実は初めて知りました。
「バリバラ」は「バリアフリー・バラエティー」で、障害ある人たちがお笑いをやったりその他タブー無しでいろいろと議論している番組だそうです。
今回はどこかで見覚えのあるような黄色いTシャツを着ていたり最後は「サライ」を歌っていたりという意味では「NHK、いやいや攻めてるぜ」という感じでネットでも話題になっています。
NHKはなかなか良い役割を果たしてると感じましたし、内容もとても勉強になりました。
障害者が特別扱いされてること自体が問題だという所に重きが置かれていてその一つのキーワードが「感動ポルノ」のという言葉でした。
オーストラリア人のステラ・ヤングさんという30歳代で亡くなった自身も障害者でコメディアン、あるいはジャーナリストとして活躍をした女性が提唱した言葉だそうです。
彼女は障害者を「感動モノ」という形で扱うすなわちモノ扱いをする事自体に対するアンチとして「我々はこれが普通なんだ。そのことに特別に毎回毎回感動をもたらすようなことは「感動ポルノ」だ」と言っていたことはなるほど、言い当てているな感じました。

かつて国会で次のような質問をしたことがあります。
「例えば、私たちは日常にあるので、ドラマでストーリーとは全く関係ないシーンだけれども席を譲るシーンを入れるとかできないものか。」
飛行機内で背が高い私は上の荷物を取りにくいお年寄りなどがいた場合「お取りしましょうか」と声を掛け、謝辞をいただくことが日常的にあります。
何もストーリーには関係ないけれどもこんな日常をもっとドラマに入れられないのかという話を国会で取り上げたことがあります。
8/25のブログ「【視覚障害者転落事故】「5時にハンバーグ」ご存じでしょうか?」にも書きましたが、銀座線で盲人が転落して亡くなるという事故がありました。
廻りの方々は声を掛けられなかったようです。
「何かお手伝いすることはありますか」と声を掛けられる社会にするには、日常の中で私達がそれが当たり前なこととしていくことが大事だと思います。

今回、NHKはなかなか挑戦的な番組を作りました。
「24時間テレビ」も来年以降に何か感ずることもあったでしょうし、障害は非日常的な取り上げだけなくもっと日常にして行きましょう。

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