中田宏チャンネル_160805_#298_オリンピック

明日8月6日(日本時間午前6時)に、平和の祭典リオオリンピック(ブラジル・リオデジャネイロで開催される第31回夏季オリンピック)が始まります。
ただどうも始まる前から杞憂の多い大会になっているようです。

1つ目は治安です。
先日は女房とニュースを見ながら「うちの子供がオリンピアンだったら、応援に行くのも大変だったね」「選手村は安全かもしれないけど、なんだか行くのも命がけだよね」と話をしていました。
応援観戦に行く方はくれぐれもお気をつけ下さい。

もう一つ引っかかるのはロシアのドーピング問題です。
明らかに国家・組織ぐるみのドーピングに思えるわけですが「やってない人はいいじゃないか」という論もあります。
国家ぐるみでやっていたのであれば「競技ごとの判断なんかで済ましていいのか」という見方もありどうにも割り切れなさが残るスタートになりました。

”私にとってのオリンピック”は唯一、1998(平成10)年の長野冬季オリンピック開会式は見に行きました。
横綱・曙関が土俵入りをしましたが、冬のオリンピックで寒いなか、まわし一丁の姿を見て惚れ惚れ、寒々。
「えらい!よくやった!」と思ったのを覚えています。

また、昭和39年のオリンピックイヤー生まれでもあります。
その話題になると「俺が小学生のときだ」とか「私が中学生の時だ」などそれぞれの「東京オリンピックの時の自分」が思い起こされるようで、やはり日本にとって世紀の祭典だったのではないでしょうか。
同い年では、私も親しくしている橋本聖子さん(現・参議院議員)がいます。
スケート・自転車競技で、夏にも冬にもオリンピックに出ています。
オリンピック生まれだから聖子と名付けられたのだそうですが、その本人がオリンピックに出場したわけです。

内村航平選手(体操)にもお目にかかる機会がありました。
平成20(2008)年北京オリンピックでメダルを取って、横浜市長として横浜スポーツ栄誉賞を授与しました。
(記事はコチラ https://www.hamaspo.com/news/bmid_2008091216543500001 ハマスポ)
一緒に並んだときに「筋肉触っていい?」と触らせてもらいましたが、すごく強固でした。
内村選手はその後のロンドン、そして今回のリオにも出場していますが、3大会連続とは本当に素晴らしいですね。

山下泰裕さん(柔道)にも2014年にお会いしました。
私がコーディネーターを務める「ジャパニスト」という雑誌で対談をしたのですが、競技としての柔道家ある一方で、武道としての柔道があるという話をしてくれました。

1984年のロサンゼルスオリンピック金メダルの話で「道」としての柔道を語ったとき、エジプトのモハメド・アリ・ラシュワン選手(決勝で山下選手が負傷していた右足を攻めなかったことが話題となって国際フェアプレー賞を受賞)のエピソードをしてくださいました。

去年の8月、ちょうど1年前にお会いしたのが冬季オリンピックで活躍されたレジェンドこと葛西紀明選手(スキージャンプ)です。
1994年のリレハンメルオリンピック後の10年間、転倒や骨折を繰り返して恐怖心で飛べなかったようです。
どんなに有能な選手でもどこかにその恐怖心を引きずっていたりするのかなとご本人に聞いてみると「今はもう克服しました」と言い切っていました。
すごい精神力だなと感心しました。

「オリンピックじゃないんだから出るだけではだめだ、しっかりやれ」なんていう冗談もありますが、オリンピックは参加するだけですごいことです。
ピエール・ド・クーベルタン(第2代国際オリンピック委員会会長)「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」という言葉もあります。
日本の一流アスリートでもオリンピックに出られない選手も大勢います。
多大過ぎる期待は禁物ですが、やはり心はひとつでしょう。
選手の皆さんが、頑張ってメダルに手が届くように応援します!

 

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!