中田宏チャンネル_160802_#295_内閣改造

明日、正式に内閣改造が行われるようですが「内閣改造」などという季節用語的な言葉があるのは日本だけです。
他国ではこのような熟語が日常的に使われるとは聞きませんし、私たちも慣れてはいけないと思います。

麻生太郎・副総理兼財務大臣、岸田文雄・外務大臣、菅義偉・官房長官の3主要閣僚と、公明党枠の石井啓一・国土交通大臣などの留任が決まったと報じられていますが、実際そうでしょう。
非常に良い事です。
財務大臣・外務大臣・官房長官などは特に要ですし、財務・外務大臣は多くの国際会議に出席して交渉をしなければならない閣僚ですから、出来るだけ長くやった方が良いのです。

「内閣総理大臣」は「内閣を総理する」大臣という意味です。
全体を束ねてキャスティングしていくのが総理大臣の役割なので、任命権は総理の専権事項と言われるわけですが、「長すぎる」などの声は無視していいでしょう。
資質十分で交渉能力があり役所を引っ張る力量がある人をキャスティングして、出来るだけ長く大臣を務めてもらうことが対外的にも日本国内にも必要です。
他にも例えば厚生労働大臣などもコロコロ変えている場合ではありません。
年金や介護・保育園問題を中長期的に解決していくためには大臣がしっかり腰を据えて行うことが必要です。
対外的には防衛大臣も長くやる必要があるのではないでしょうか。

かつて小泉純一郎総理「一内閣一閣僚」を表明したところ自民党内から大きな反発が出たことがありました。
「大臣になりたい組」が大勢いるのに成れないじゃないかという反発です。
安倍現総理からは「一内閣一閣僚」という発言を聞いたことはありませんが、今までの人事では重要ポストはこれを貫いており評価できます。

これからの国会議員は大臣になる人もいるが永遠になれない人もいて、「議会人」として議会の議長や委員長や議長などの役割で議会を円滑・闊達にしていくことを目指す人がいてよく、また党務を取り仕切っていくことなども含めてこのトータルが広く言えば国会議員の仕事です。

支援者・応援する側も「大臣になってなんぼだ」とか「大臣になることを目指して〇〇先生を応援しよう」という価値観を変える必要があります。

「大臣になりたい病」にかかっている人たちが相変わらず多くいるわけですが、そもそもマスメディアが元◯◯大臣などと肩書きを付けて紹介することも問題ではないでしょうか。
任期1年未満だったり自らの問題で半年で辞めてしまったような人までも元〇〇大臣などとチヤホヤするからいけないわけです。

 

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