中田宏チャンネル_160726_#290_障害者施設無差別殺人

朝、ニュースを見ても言葉を失いました。
最初はよくわかりませんでした。
「19人が殺害される」という事件を報じていたからです。
「19人?どこの国のこと?」と思いました。

26日午前3時頃、福祉施設に1人の男が侵入して19人を殺害、13人が重症、10人以上が負傷という事件になっています。
犯人は逮捕され、この施設の元職員だったことなどがわかってきました。
しかし動機は何なのか?
いや、動機が何であれ、障害者すなわち弱い立場の人を殺していったことについては、言葉を失うということしかありません。
そこに理由を求めても意味がないとすら思います。

逮捕された容疑者は、衆議院議長公邸に殺害予告、障害者を抹殺するというような趣旨の文書を持参していたこともあって、人を傷つける可能性があるこういうケースの場合は本人の意思に関係なく知事や政令市長が強制的に入院させる措置入院ということが出来ますが、彼もこれに当たって措置入院させ、もう大丈夫だろうとの医師の判断で退院し、今回事件を起こしたようです。

戦後最多数被害の殺人事件となり、これまでも古くはオウム真理教事件や帝銀事件など多くの方が亡くなった事件はありますが、しかし、何人かどうかということはこの際、本質ではないでしょう。
今後、取り調べそして裁判を経て死刑が確定するのでしょうが、彼が死刑になったところで何の解決にもなりません。

今回の事件で考えたのは次の2点です。
一つは、こうした障害者施設において真面目に頑張って働いておられる全国の職員の方々がたくさんいます。
その方々にやる気を失わないで今後も良い仕事をしていただきたいと望みます。
また私も含め一般社会のより一層の理解も必要でしょう。
そしてもう一つはやはり自己中心的なこうした人間が日本社会に出てこないようにしなければなりません。
26歳の今回の容疑者も生い立ちがあったはずです。
育った家庭もあったはずですしそして教育も受けて大学まで卒業したようです。
とりとめない表現ですが、私たちそれぞれが家庭や地域の中で考え実践していくこと、また教育現場では教育に携わる人が使命としていただくことを通じて、こうした人間が出てこない社会にしていきましょう。

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!