中田宏チャンネル_160722_#288_天皇陛下退位

先週14日、天皇陛下が皇位をご存命のうちに皇太子さまに譲る「生前退位」、譲位のご意向を示されているという報道がなされました。

天皇陛下は一度即位されると終身、天皇陛下でいらっしゃいます。
皇室典範には以下のように書かれています。

第1章(皇位継承)
第4条「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」

逆に言えば「このようにしか書かれていない」わけで、天皇陛下が皇太子さまや他の方に皇位をお譲りすること自体はどこにも規定がありません。
このことは本当に考えていかなければいけないことだと思います。

昨年の天皇誕生日の折には、天皇陛下はこのようにおっしゃられました。
「私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。」

平成23年には秋篠宮殿下が定年制の必要性についても言及されました。

2015年11月11日のブログ「秋の園遊会。テレビに映らないシーンは、こんな感じでございます」でも書きましたが、園遊会や、横浜市などで開催された全国豊かな海づくり大会で私は天皇陛下にお目に掛かる機会に恵まれたことがあります。

私たちでも何時間も立ちっぱなしで人と挨拶し続けるのはなかなか疲れるものですが、天皇陛下は日々そのようなご公務などにお就きになられています。
何時間も人の話を遮らずにずっとお聞きにされ、お応えになるお姿を目の前で拝し、本当に大変なご公務だと感じました。

82歳というご高齢でこれらのご公務を日々行われるのは大変さがあるでしょうし、今から4年前の78歳の時に心臓の冠動脈バイパス手術も受けていらっしゃいます。
しかし手術を行った1ヶ月後には東日本大震災の追悼式にも出席されました。

天皇陛下が陛下としてのご公務を減らされることはお望みではないこと、そしてご公務をされる以上は失敗のないようにというお考えでいらっしゃることを考えると、早めに皇位をお譲りになるという天皇陛下のご意向を受けて、政府には慎重であってかつ速やかに方向性をまとめて欲しいと切に思います。

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