中田宏チャンネル_160714_#283_都知事選何系

いよいよ今日から東京都知事選挙がスタートしました。
「いよいよ」と言っても待ちに待ったワクワク感というより、バタバタしている間についに来ちゃった感、です。

候補者は小池百合子氏・増田寛也氏・鳥越俊太郎氏・上杉隆氏・山口敏夫氏など以下の顔ぶれとなりました。

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高橋 尚吾 32 無職     無新
谷山雄二朗 43 会社代表   無新
桜井  誠 44 作家     無新
鳥越俊太郎 76 元キャスター 無新(民・共・社・生)
増田 寛也 64 元総務相   無新(自・公・日)
マック赤坂 67 会社役員   無新
山口 敏夫 75 元労働相   諸新
山中 雅明 52 税理士    諸新
後藤 輝樹 33 自営業    無新
岸本 雅吉 63 法人理事長  無新
小池百合子 64 元防衛相   無新
上杉  隆 48 会社社長   無新
七海ひろこ 32 政治団体幹部 諸新
中川 暢三 60 元加西市長  無新
関口 安弘 64 政治団体代表 無新
立花 孝志 48 元船橋市議  諸新
宮崎 正弘 61 大学教授   無新
今尾 貞夫 76 医師     無新
望月 義彦 51 会社役員   無新
(届け出順、年齢は投票日現在)

東京都民の皆さまには候補者それぞれの主張に耳を傾けて選択をして欲しいですが、政党が絡んできたグチャグチャの状況のなかで、あえて私なりに主要候補を「系統立てて」分類してみました。

まず、小池百合子氏「反乱系改革派」というところでしょうか。
完全に都議会や自民党都連にケンカを売った状況を含めて、議会改革や都庁改革をやっていこうという意思はハッキリしています。
一方、少数与党というリスクになります。
都議会では自民党・公明党だけではなく民進党も含めて敵に回した状況ですので都政運営は厳しいでしょうが、少数でも都民がついている限りは何とかなるでしょう。
私の横浜市長時代もそうでした。
しかしやはりリスクは残ります。

増田裕也氏「安定系守旧派」という感じでしょうか。
高齢社会を踏まえていろいろやっていきたいという主張には大いに賛同しますし、議会とはうまくやっていくことができるでしょう。
しかし財政問題はどうでしょうか。
実は増田氏は岩手県知事時代に7,000億円だった県債(県の借金)を1兆4,000億円に倍増させています。
今日的な政治家は「何を言っても構わない」「何を作っても良い」「どんなサービスを増やしても良い」ですが、借金を増やして次の世代に先送りするのはダメです。
また増田氏は東京一極集中を相当辛らつに批判して、総務大臣当時、地方法人特別税というものを設けて東京都の税収3,000億円以上を毎年地方に移してきました。
その金額は2兆円を超えて今も続いており、増田氏が今まで言ってきたことの矛盾リスクがあります。

鳥越俊太郎氏「旧革新系反戦平和派」と言います。
記者会見では、安倍政権の参議院での憲法改正勢力が3分の2を超えた結果に対して「これは私は動かなければいけない」と知事選出馬の動機を語っていました。
今回、宇都宮健児さんが降りたことを含めてかつての社共時代(社会党・共産党)の東京都政、すなわち革新都政の再来という感じがします。
昭和42(1967)年に美濃部都知事が誕生して社共路線になりました。
都の職員が4万人以上増えて国家公務員より高い給料になり、後に全国に広がった敬老パス(自治体が発行する電車・バスなどの無料パス)のトレンドを作った社共路線、旧革新系の雰囲気を鳥越氏に感じます。
しかし、これには財政悪化のリスクがあることを忘れてはいけません。

以上、私なりの主要候補者の見方です。
レッテル張りをするつもりはありませんが、都民は候補者がどのような主張をしているのか、そしてその本気度を確かめることが大事です。

これから長い都知事選挙がスタートしました。
7月31日が投票日です。
都民の皆さまはじっくりと候補者の主張を聞いて決めて下さい。

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