中田宏チャンネル_160614_#261

6月14日、注目の舛添要一・東京都知事についての東京都議会「集中審議」がありました。

舛添さん自身も「ラストチャンス」と言っていましたし、世間も完全にそう見ていましたが、ラストチャンスは見事にダメだったと言って良いでしょう。

例のホテル三日月で誰と会っていたかは「答えられません」ということでした。
公明党は「美術品に関して政治資金報告書にきちんと記載されてないのは政治資金規正法違反だ。辞任すべき!」と頑張って追求していましたし、野党も総じて舛添辞任論で迫っていました。

そしてついに今日の午後、自民党は自ら不信任案を出すと決めました。

仮に可決されれば選択肢は2つあります。
1つは「舛添氏の失職」として不信任案を受け入れることで、もう1つは「議会を解散する」ことです。
いずれも10日以内に決まります。

しかしこのシナリオは地方自治法に則った一般論です。
知事と議会側が‘政策的に’対立して、議会側が知事に対して不信任案を突きつけたならば、「どちらが正しいか」都民に民意を問うために都議会を解散することはあり得てこれが法の趣旨です。
しかし今回は、たとえ違法ではいけれども「不適切」と繰り返し、もはや「舛添知事そのものが不適切」に対して知事の資質を問うての不信任するわけですから、それで解散するようなことがあれば、論外中の論外、暴挙中の暴挙で、逆ギレの逆恨み解散以外なにものにもなりません。

舛添知事が自分の正当性を主張したいというならば、一度辞職して「出直し選挙」という形で出て真意を問えばいいのです。
いくら常に正当性を主張する舛添さんでも、ここでの都議会の解散は全く正当性がありません。
舛添知事は「リオオリンピック後に不信任を」と”命乞い”をしていますが、この期に至ってはもう無理ではないでしょうか。
舛添知事は今すぐ辞めるべきでしょう。
次の東京都知事はきちんとした人がやればいいのです。

5月26日のブログ「【舛添知事どーなる?】辞めさせられるの?答えます!」でも書きましたが、間もなくオリンピックが行われるブラジルの大統領も現在、職務停止中です。
はっきり言って世界は誰がオリンピック旗を受け取りに来るのかは気にしていません。

<著者>
中田宏
1993〜衆院議員(3期)、2002〜横浜市長(2期)、2009〜総務省顧問、2011〜大阪市特別顧問、2012~14衆院議員。青山学院大経済学部卒、松下政経塾(10期)卒


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