中田宏チャンネル_160613_#260_参議院

参議院議員選挙が迫ってきました。
22日公示、7月10日投開票で、1人2票、投票します。
1票は都道府県の地方区(選挙区)、もう1票は全国比例区で個人名などを書きます

最近、「参議院選挙って、利権団体の人が多いと聞くけどどうなっているの?」と聞かれましたので、お答えいたします。

「参院選の全国比例区は有名人か無名人が当選する!」のです。

有名人では、例えば、
[自民党]
三原じゅん子氏(女優)
橋本聖子氏
荻原健司氏(元オリンピック選手)
丸山和也氏(TV出演多数の弁護士)
舛添要一氏(『TVタックル』テレビ学者)

[旧民主党]
谷(旧姓:田村)亮子氏(元オリンピック選手)
蓮舫氏・大橋巨泉氏(TVタレント)

[社民党]
田嶋陽子氏(『TVタックル』テレビ学者)

[日本を元気にする会]
アントニオ猪木氏(プロレスラー)

過去に遡れば、比例区ではなく全国区と呼ばれていた時代には
青島幸男氏(タレント・作家)
コロムビア・トップ氏(漫才師)
など、テレビで大活躍して名を馳せて当選した方がいました。

一方、こんな方々もいます。
前回の参院選では、
[自民党]
第1位 柘植芳文氏・約45万票
第2位 山田俊男氏・約34万票
[旧民主党]
第1位 磯崎哲史氏・約27万票
第2位 浜野善文さん・23万票

皆さん、ご存じでしょうか
しかし、彼らが当選するには理由があります。

自民党の場合、
柘植芳文氏 全国特定郵便局長会
山田俊男氏 農協全国(JA)
業界団体が多くなっており、その他に歯科医師会(歯医者)・日本医師会(医者)・防衛省や国土交通省関係など省庁の団体などから選ばれています。

民主党の場合、
磯崎哲史氏 自動車産業の労働組合(自動車総連)
浜野喜史氏 電力会社の労働組合(電力総連)
労働組合が多く、他には自治労や日教組などの公務員の労働組合が多くなっているのです。

また宗教団体は与野党ともにかなりの票を出しています。

すなわち、有名な人は名前で当選し、無名な人は組織票で当選するのが参議院の実態です。
先日の質問の際は多くの方が「そんなこと知らなかった!」と言っていました。
政界インサイダーには有名な話ですが、「全国比例」区は、「残酷悲惨」区と呼ばれています。

<著者>
中田宏
1993〜衆院議員(3期)、2002〜横浜市長(2期)、2009〜総務省顧問、2011〜大阪市特別顧問、2012~14衆院議員。青山学院大経済学部卒、松下政経塾(10期)卒

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