中田宏チャンネル_160607_#256_舛添会見_02

6月6日、東京都庁で舛添要一・知事の記者会見が行われました。
いわゆる「第三者調査結果」の発表でしたが、予想通り「違法性はない」の連発でした。

会見は「都民の皆さんにご心配ご迷惑をおかけしました」から始まりましたが、都民の皆さんは情けなさと怒りこそ感じているのではないでしょうか。

家族で行った温泉旅行は「打ち合わせはしたがメインは家族旅行だったので不適切だった」としましたが、「打ち合わせはした」といまだに言っています。
『クレヨンしんちゃん』「家族に買ったとみられても止むを得ない」としていますが「家族のために買った」と言っているわけではありません。
ブランドバックは、重要なメモ・書類などを入れて執務に使っているということです。

これらを聞いて都民の皆さんは怒りのやりどころがないのではないのでしょうか。

呆れてしまったのは「自民党時代は政党助成金の使い方について内規があったからそれに則っていたが、離党したから内規がない(??)のでこうなった」と言っていたことです。

舛添さんは自己抑制が利かない人のようです。
こうなってしまうのは、東京都や日本をこうしたいという政治家としての志がないからでしょう。

例えばスポーツの世界で真剣にやっている人は食事や日常の生活を自己抑制しているでしょうし、会社員の方々は会社や家族に対する責任で自己抑制することがたくさんあるでしょう。
やって良いこと悪いことに思いを巡らせるかどうかは法律の有無で決まるものではないはずです。
があるから、責任を負っているから、といったことが人間を律するのではないでしょうか。

どの分野でもあることでしょうし、ましてや私自身は政治に携わっていたからわかりますが、政治の世界には甘い言葉もたくさんあり、やっていいのか、もらっていいのか悩むような場面も多く出てきます。
舛添さんの場合は「志がない」一点で、思いとどまったり我慢することがないのでしょう。
範を示すためには自分自身はこれはやってはいけない、こうあるべきだ、という志が全くないために何でもできてしまうのが本質です。

志ない人の生活習慣病、これが舛添さんが患っている病気です。

<著者>
中田宏
1993〜衆院議員(3期)、2002〜横浜市長(2期)、2009〜総務省顧問、2011〜大阪市特別顧問、2012~14衆院議員。青山学院大経済学部卒、松下政経塾(10期)卒


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