中田宏チャンネル_160523_#245_アイドル刺傷 (1)

5月21日(土)、東京都小金井市のライブハウスで20歳の女子大生シンガーが男に刃物でめった刺しに遭う殺人未遂事件が起こりました。
病的な事件で本当にやりきれない想いしかありません。

女子大生はすでに執拗なSNSへの書き込みについて武蔵野署警察に相談していて、武蔵野署は小金井署にも連絡をしていたそうで警察は詳しく検証するとしています。
しかし警察やストーカー法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)であらゆる事案を完全に防ぐことも限界があるのではないでしょうか。
このような事件を起こす人間の心理構造分析なども重要ですが、病的に狂った人間に目をつけられたら逃げようがないというやりきれない虚しさを感じてしまいます。

このような事件を目の当たりにして、大人になるまでに心の持ちようを鍛えていくことの必要性をあらためて感じます。
事件は女性への執着やその背景にある日々の暮らしの不満から起きたのかもしれませんが、かつて『失敗の整理術』という本を書きました。

失敗の整理術

私自身、失敗ばかりしてきたからです。
また、人間は失敗して成長していくと思っています。
今でもなんでこんな目に遭わなきゃならないのかと被害者意識になることもあります。
しかし、仕事がうまくいかない、人生面白くないという経験も自分の教訓にして、だったら今からどうするのかという前向きなエネルギーに変えていくことが必要だと思っています。

生まれてから小・中学生、高校生と経て大人になるまでの過程で成功も失敗もあるでしょう。
小学校の時の小さな成功、それが中学生・高校生とだんだん大きな成功となり、大人になって本当に一大成功する人もいます。
同じように、人生の途中では失敗も必ずあるわけですが、小さなころの小さな失敗は人生に大きな影響はないでしょう。
しかしその失敗をすることで、人の心の持ちようが形成されてくるのです。

これらのことを学校だけでなく広く教育現場・家庭、社会のなかで、育て鍛えていくことが必要なのではないでしょうか。

<著者>
中田宏
1993〜衆院議員(3期)、2002〜横浜市長(2期)、2009〜総務省顧問、2011〜大阪市特別顧問、2012~14衆院議員。青山学院大経済学部卒、松下政経塾(10期)卒


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