中田宏チャンネル_160502_#233_ボランティア

熊本地震で大きな被害を受けた熊本県内や大分県に、多くの方がボランティアに行かれています。
私も自分でできることを実践していますが、現地でボランティア活動をしてくださっている皆さんには心から感謝を申し上げます。

特に若い人たちにはどんどん行って欲しいと願います。
学生やフリーターの皆さん、あるいはここ最近やる気がなくて引きこもりがちだったけれど、こういう時には何か力になりたいという方でももちろん構いません。
若い人の力が求められています。
目的として行くわけではありませんが、やはり”いい経験”になるはずです。
東日本大震災の時には「危険だからボランティアには行くな」という大学がありましたが、むしろ積極的に行って欲しいと思います。

そこで参考になるのが、東日本大震災の被災地に延べ約5,000人の学生ボランティアを派遣してきた早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターの「学生震災ボランティアの心得10か条」です。

第1条 ボランティア保険(災害プラン)に入る
第2条 不眠不休で頑張らない
第3条 被災地では信頼できる人と一緒に行動する
第4条 まずは相手の話を共感的に聞く
第5条 被災者が自分たちでやる仕事を取らない
第6条 涙が止まらなくなったら活動をやめる
第7条 できないことは「出来ません」とはっきり断る
第8条 相手の感情に巻き込まれ過度な哀れみや同情をしない
第9条 子どもと遊ぶときなどは過度に喜ばせようとしない
第10条 ボランティア活動の運営について批判はしない

心得にはそれぞれ理由も書かれています。

例えば、第5条「被災者が自分たちでやる仕事を取らない」では、「被災地に行くとできることをすべて「やってあげたい」という気持ちになりがちです。 しかし、復興するのは現地の人たちです。その力をどう応援できるかが大切です。」とあって、非常に大事なことです。
被災者は「被害者」として全てをボランティアにやってもらうことを期待しているわけではありません。
被災者自身のボランティア活動もありますし、それぞれに今後の生活もあるので日頃の生活で自分でやっていることまでボランティアがやるようではダメでしょう。

それから第10条「ボランティア活動の運営について批判はしない」については、「被災地のボランティア活動では「仕事がない」、「指示が悪い」などの批判もあります。 しかし、憤慨しても何も生まれません。できることは何かを自分で考えて行動しましょう。」とあります。
被災地などの非日常的な場では混乱があって当然ですし、先頭に立ってくれるボランティアや取りまとめの人たちは一生懸命やっています。
それでも歯車がうまく回らないことはあるでしょう。
ボランティアで行った以上、自分が何を出来るかを中心に考えて行動する心構えが大事だということです。

私も阪神淡路大震災や東日本大震災の被災地にいちボランティアとして駆け付けました。
ぜひ1人でも多くの方にボランティアに行って欲しいと願いますし、「学生震災ボランティアの心得10か条」は学生ばかりでなく誰にでも参考になるので、多くの皆さんに見ていただきたくご紹介しました。

学生震災ボランティアの心得10か条リンク
http://www.waseda.jp/wavoc/support/message/manners.html


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