中田宏チャンネル_160426_#230_韓国選挙

約2週間前、4月13日に韓国で国会議員選挙が行われました。

その結果は朴槿恵(パククネ)大統領・与党(セヌリ党)側の大惨敗でした。
朴大統領の支持率は下がり続けていて、就任以来最低の31.5%ほどまで下がっています。
ではなぜ朴政権は負けたのか、韓国内では以下のような評価が出ているようです。

・朴槿恵大統領はとにかく傲慢
・コミュニケーション不足で意思疎通ができない
・物事を決める方向性が定まっていない
・失敗だらけでろくな人事をしていない

韓国には主要野党が「共に民主党」と「国民の党」の2つがあり、すなわち野党が分裂しているなかでも与党・セヌリ党は第1党になれなかったということで、本当に惨敗だったようです。

韓国の大統領の任期は5年ですが、3年余でこれだけ国民の鬱憤がたまってこれまでの大統領よりも早くレームダック化が進み始めていた朴槿恵政権。

※レームダック=「足の不自由なアヒル」→「役立たず」「死に体」の政治家を指す政治用語

残り1年と10ヶ月で完全にレームダック、すなわち使い物にならない内閣になってしまうのではないでしょうか。

韓国内政は国内問題である一方で、日韓関係がどうなるかは重要ですが、これも厳しいでしょう。
特に気になるのは、「慰安婦問題の不可逆的」な合意です。
強制拉致連行していない事実を考えれば、根幹部分が晴れていない合意ではありますが、それでも不可逆的な合意として両政府が互いに確認したのですから政権が変わったとしても守られるべき約束です。
しかし韓国はそのような「常識」が通じない国ですので、また蒸し返して来たり、何よりも朴大統領がこの約束を守っていくことができなくなっていくことも想定されます。

1年ほど前に雑誌『ジャパニスト』で対談した拓殖大学教授の呉善花(オ・ソンファ)さんの言葉を思い出します。

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反日教育を受けて育った呉善花さんですが、縁あって日本に留学してみると日本と韓国との文化の差を感じたとのことで、今では韓国を客観的な視点で厳しい批評を繰り返しています。

「反日韓国」の自壊が始まった

その呉善花さんの著書に『「反日韓国」の自壊が始まった』(悟空出版・2014/11/13)がありますが、まさに今回は「与党・セヌリ党の自壊」「韓国という国の自壊」が現れた選挙だったのではと思わざるを得ません。

対談時に呉善花さんは次のような趣旨のお話しもされていました。
「仮に韓国が自壊をしても手を差し伸べてはいけない。
日本は謝れば和解、韓国は謝ったら負けという文化で両国間では全く異なり、韓国は常に上下関係をはっきりさせようとする。
韓国が頼みに頼み込んでさらに国際社会の前でその状況を明確にした上でなければ手を差し伸べてはいけない。
そうでなければ全くこちら側の意図は伝わらず、後から”そんなことありましたっけ?”と言い出しかねない」

しばらく韓国は放っておくしかないでしょう。

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