中田宏チャンネル_160425_#229_補欠選挙_自民党勝利ver.

昨日4月24日に投開票された衆議院議員補欠選挙の結果は、与党・自民党にとって考えられ得る最善だったのではないかと思います。

自民党は京都3区では所属議員の不倫による辞職に伴う選挙のため不戦敗でしたが、北海道5区では公認候補が野党統一候補に勝利しました。
1勝1敗ではありますが、これが最良でしょう。

今回の勝因は、安倍政権への肯定的な信頼というよりは、不信・不満感が少なかったからだと思います。
共産党と協力するなど、とにかく組めば何とかなるのではという野党共闘に対する審判だったともいえるでしょう。
また4/12のブログ「【大胆予測?】衆院補欠選挙、勝つのはコノ理由かも」でも書きましたが、弔い合戦は自民党が勝つというセオリーがある選挙戦でもありました。

さらに、補選中に発生した熊本地震も関係しているはずです。
現在も地震によって大勢の方が避難生活などを強いられていますが、この地震に対する安倍政権の対応は一定の安定感を示すことができたのではないでしょうか。
自衛隊の大きな駐屯地である千歳基地がある北海道5区では、自衛隊が熊本地震で献身的に努力をしてくれていることへの信頼感もあったでしょう。

選挙直前などでは野党は国会でTPPの「黒塗り資料」の追求をしていました。
4/14のブログ「【のり弁】TPP・黒塗り文書。やはりアノ人がいないのが痛い!」でも書きましたがこの追求は間違っていると思っていますが、国民には「ある種の情報」として伝わることが往々にしてあります。
しかし野党は結果として「安倍政権は何か隠しているのではないのか」という話に展開することはできませんでした。

さて、熊本地震被害の収束見通しが難しい状況で、今回の衆院補選の結果で衆参ダブル選挙に繋がる可能性は少なくなったと思います。
野党側は共産党を含めての数合わせはなかなか通用しないことがわかりましたし、共産党を外してそれぞれが戦ってはさらに厳しい状況です。
与党側は考えられ得る限りのいい流れに乗れたので、このまま夏の参議院議員選挙に持ち込みたいところでしょう。

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