中田宏チャンネル_160420_#226_熊本地震

先週末、激しい余震が続くなかで熊本に行ってきました。

妻が熊本市水前寺の出身で、市内の中心部に84歳を超える義理の母が1人で暮らしていました。
前震本震が起きたときには義母は家にいたそうですが、いよいよこうなると地域の人たちも避難所に移るというなかで、ご近所の方に促されてマンションの10階から階段を降りて避難所である小学校に移動したそうです。

私が到着したときにはまだ食べ物も布団もなく、ただただ何時間も椅子に座っているだけの状況でした。
高齢である義母が今後の避難生活を1人で送っていくことを考えるとこのまま避難所に残すわけにはいかないと判断し、福岡からのレンタカーに母を乗せ、福岡からは飛行機で帰って来ました。

出水神社鳥居3
(出水神社の鳥居 平成28年4月16日 中田宏撮影)

天理教熊本教務支庁の壁
(天理教熊本教務支庁の壁 平成28年4月16日 中田宏撮影)

義母が避難していたのは指定避難所(指定緊急避難場所)である熊本市立出水小学校です。
熊本市内の避難所は合計で257ヶ所、県内は2107ヶ所あるそうです。
こうした指定避難所は食べ物などの支援物資がこれから先少しずつ充実していくことになると思いますが、一方では指定避難所ではない街の公園などに避難している方や、まだ地震に耐えられると自宅で過ごしている人にはなかなか食べ物が行き届かない現実があります。
現在の状況では公園や車の中・自宅で現状の推移を待つ人がいらっしゃるのは致し方のないことです。
今はまだ初期段階ですが政府も県も力を入れて支援にあたっています。
まずは指定避難所、その後にはどんどん支援の輪が広がっていくと思いますので、皆さんには工夫と助け合いをお願いしたいと思います。

私は高齢の義母を横浜に連れて来ました。
「地域を離れられない」「あるいは地域の方々と一緒に」という思いがあることは理解できますが、身を寄せられる場所・人がいる方々はぜひ頭を切り換えて頼ってみてください。
それが結果としては避難している人を少なくし、全体益に繋がると思います。

また、家が崩れてしまった方を中心として今回の地震による避難生活の長期化が避けられない方々が多くいらっしゃいます。
この点も頭を切り換えて、行政などは応急手当てをする部隊とは別にどこに仮設住宅を作ることができるのかなどの長期プランを描くための作業も始める必要があります。
避難生活をしている方々もそうした仮設住宅を(止む無くですが)肯定的に捉えて新しい生活に移る想定に頭を切り換えることも必要になると思います。

その上で「大丈夫。みんなが応援してくれる」という気持ちを強く持っていただきたいと思います。


「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!