20160222_#185

昨日2月21日のアメリカ大統領の予備選挙で、共和党と民主党それぞれの結果が出ました。
共和党はドナルド・トランプ候補が2勝目、民主党はヒラリー・クリントン候補が2勝目で、それぞれが3戦で2勝したことになります。

トランプ候補は昨年からよく話題に上っていましたが「そのうち支持率は落ちるだろう。こんな過激な人、今はみんなが面白がっているだけだ」と言われていました。
しかし、今回2勝目をあげたことで本格的に共和党指名候補となる可能性が出てきています。

一方で本命と言われる民主党のヒラリー・クリントン候補は、バーニー・サンダース候補に肉薄されての2勝となっており、むしろサンダース候補に注目すべきだと私は思っています。

トランプ候補とサンダース候補の両者に共通するのは「プロの政治家に対する失望」「既存の政党に対する失望」です。
これに加えて感じ取れるのは両者とも保護主義的・ナショナリズム・排他主義的な立場であることです。
元旦のブログ「【謹賀新年!】今年も中田宏チャンネルで「言っちゃいます!」」にも書きましたがアメリカを含めた世界の政治がそうなりつつあるのです。

サンダース候補はクリントン候補と金融機関の癒着を叩きまくり格差のない社会をつくるとして大学の無料化や富の再分配を訴えています。
また自分は社会主義者だとまで言っています。

トランプ候補は自身が不動産王のお金持ちなのでサンダース候補の主張とは違いますが「職を奪っているのはメキシコ人だ、中国人だ、日本人だ」として結局は格差に対する鬱憤を晴らす姿勢が受けているようです。

その上で、私が昨年来ずっと注目しているのは共和党の上院議員、マルコ・ルビオ氏(44歳)で今回3位につけていわば「どっこい残っている」候補です。
その理由はアメリカは尖閣諸島を守る対象としつつも日本の領土であることを明確にせずに中国を慮ったダブルスタンダードの態度を見せるなか、ルビオ候補は大統領選出馬を明らかにしていた昨年9月の段階で「尖閣諸島は日本の領土だ」と明言していることです。

共和党内の穏健派・主流派ブッシュ氏の撤退を受けてルビオ候補に流れるのではとの観測もあり、ますますルビオ候補に注目です。


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