20160125_#166

1月20日、東京地裁で注目の判決がありました。
平成25年5月、日本維新の会所属の衆議院議員だった桜内文城氏が中央大学・吉見義明教授の著書を「捏造だ」と発言したことに対して教授側から名誉毀損だと訴えられていた裁判です。

私もその発言の現場にいましたが、この裁判で桜内さんの「捏造」という言葉が本当に名誉毀損に当たるのか、ひいては吉見教授が本で「性奴隷」としている内容が果たして当たっているのか、注目の裁判です。

この裁判について直接、桜内さんに伺いました。

—–
中田宏 おめでとうございます!

桜内文城 ありがとうございます!

中田 本当に完全勝訴と言えますが、まずは経緯を振り返ります。
日本外国特派員協会で日本維新の会の代表(当時)の橋下徹さんが慰安婦発言で大騒ぎになっている時に開いた記者会見に桜内さんが同席した時に、司会者が「橋下さんは性奴隷(sex slave・セックススレイブ)についてチャレンジしている。sex slave(性奴隷)という概念をひっくり返そうとしている。なぜならばsex slave(性奴隷)は吉見教授の本で明確に書かれているから」という紹介をしたんですよね。
これに桜内さんが「ちょっと待ってください。sex slave(性奴隷)は違います」と言ったという経緯ですよね?

桜内 原告の吉見教授はこれまで日本語の本でもまたその英訳本の中でも「慰安婦が性奴隷でそれが20万人もいた」ということを世界中に撒き散らしてきました。
記者会見の際に橋下さんが日本語で「慰安婦」と言うたびに外国メディアが(今でも変わりませんが)「sex slave(性奴隷)」「sex slavery(性奴隷制度)」と撒き散らしている状況をなんとか是正したい思い「性奴隷は捏造だ」と言った次第です。

中田 今回の判決ではsex slave(性奴隷)についての判断は直接的には避けた、裁判所としては事実認定できなかったということでしょうが、これについてはどのように考えていますか?

桜内 裁判所とは法律の解釈適用によって紛争を解決するというのが任務ですので、歴史認識の判断は基本的に避けます。
そのような中、今回、原告側は主張立証のために提出した準備書面は数百ページ、書証証拠はいろいろな過去の記録など数千ページとなんとか裁判所に「慰安婦は性奴隷だ」と認めさせようとしたのですが全く取り上げられなかった。
一方で私の主張である「慰安婦性奴隷説は捏造」という主張は裁判所は「許容の範囲である」とした。したがって私は実質的に「慰安婦性奴隷説は捏造だ」ということを裁判所が認めたとも言えるのではないかと考えています。

中田 今回、慰安婦問題について大きな足跡を残しましたが、桜内さんの勝訴後のコメントで印象的なのが「不当な言葉狩りとはこれからも戦い続ける」というものです。ぜひこれからもその姿勢でがんばりたいですね。

桜内 今回の原告は日本語でも英語でも「慰安婦は性奴隷だった、それも20万人も日本が強制的に連行して作った」というウソを世界中に撒き散らしています。自分がウソや捏造を言う自由を認めながら、一方でそれを「ウソだ。捏造だ」と言った私に対しては日本の裁判制度を乱用して言論封殺をしようとしたんです。こういった非常に卑怯なやり方で日本人の名誉や尊厳を貶めようとする言論封殺にはこれからも闘って行きたいと思います。

中田 そもそも大学教授や研究員たるものが執筆する時はきちっと客観的な証拠を集めた上で書くべきで、はっきりしないものを勝手に決めつけること自体が学者として大丈夫か言わざるを得ません。
今回のことは本当に桜内さんの大きな功績ですしこれからも慰安婦問題で世界におかしな情報が広がっていかないように私たちもしっかりと気をつけていきましょう。


「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!