20151229_#148

12月28日に日本と韓国でいわゆる「慰安婦」問題について合意しました。
年末に何とか解決したかった朴槿恵・韓国大統領と、早くに解決したいのはやまやまだった日本の合意ですが「本当に良かった良かった」とは言えないと思います。

韓国という国は事実関係として過去の合意を蒸し返すことが度重なっています。
そもそも1965年の日韓基本条約と請求権・経済協力協定で戦時中の日本の賠償は「完全かつ最終的に解決された」として終わっているわけです。
それでもまた慰安婦問題を蒸し返してきましたので1995年に日本は条約と協定を前提としつつ「アジア女性基金」を作って日本政府も関与しながら民間資金を含めて償いの気持ちを表すお金を拠出しました。
それでもまた蒸し返して今に至っていたわけです。
今回の合意は安倍晋三首相も「最終的かつ不可逆的な合意」にこだわり、この点は評価しますし韓国も”もう蒸し返さない”と合意したと理解はしますがしかし心底から信用はできません。
私たちは韓国に約束の遵守を厳しく求めていかなければいけなりません。

今回の合意でもまだ曖昧なところが残っています。
安倍首相が朴大統領との電話会談であらためて「心からのお詫びをした」ということでこのスタンスはよいと思いますが、同時に「日本側に法的責任はない」と言ったそうです。
しかし日本側が”責任”という言葉を使ったことで韓国が”法的責任”を引き続き求めるという可能性を残してしまったのではないでしょうか。
また韓国が新たに作る財団に日本政府も10億円を拠出して元慰安婦の方々に支給するとのことでこれも国家賠償ではありませんが韓国が”事実上の賠償”とする可能性を残しています。
さらに日本大使館前やアメリカにある慰安婦像そして許しがたい嘘の碑文の撤去について韓国は”適切な対応をする”とのことですが、結果は出るのか、努力したができなかったとならないかといった部分も気がかりです。

さらに私が”最も何とかすべき”と思っていた点は解決されませんでした。
慰安婦は「強制的に拉致連行されて性奴隷になっていた」などという件です。
慰安婦の女性に支給される計10億円が高いか安いかはそれぞれの判断ですが「強制的に拉致連行された人はいない」のです。
この件にしっかり決着をつけるべきでした。
安倍さんが「孫子の代まで問題を積み残すわけにはいかなかった」というこの件で、日本国民・日本民族は非人道・非人間的だと世界に間違った認識を持たれ続けてしまうことが残念でなりません。

安倍首相と岸田文雄外務大臣は頑張って交渉されたと拝察します。
その上でわれわれは事実でないことはきちっと主張していく必要がありますし、また今後も韓国へは厳しい目を持って見ていかなければなりません。


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