20151207_#133

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11月29日(日)の夜、日経新聞の朝刊に目を通していると「フィリピン、10年ぶり戦闘機配備」という小さな記事を発見しました。
2017年までに1機490億円の韓国製戦闘機12機の配備を予定しており、その最初の2機がクラーク空軍基地に配備されたという報道です。

28日、ガズミン国防大臣が記者団に対して「我々もようやく、超音速の時代に戻ることができた」と述べたとも書かれています。
「戻ることができた」というのは実はフィリピンは10年前にF5という戦闘機が退役してから戦闘機が一機もない状態が続いてきました。

さかのぼるとフィリピンとアメリカは同盟関係にあり1991年まで米軍はフィリピンのクラーク空軍基地スービック海軍基地などに駐留していました。
しかし基地の使用期限延長交渉のころにフィリピン国内には反米感情などがあってフィリピン上院は延長を認めずアメリカ軍は撤退。

独立した一国としての判断は良しとしても、もともと軍事的に脆弱だったフィリピンは米軍があってはじめて国を守れていたのが現実でした。
結局、アメリカ軍が撤退し軍事力が低下した状況に中国が付け入って周辺の領有・領海権を主張し始め、南シナ海、スプラトリー(南沙)諸島あるいはサンゴ礁を占拠し人工島などを建設しはじめる事態に陥ってしまいました。

このような経緯があって今回の戦闘機配備の報道。
詰まるところ、守る気がないとフィリピンのようになってしまうと思いを致しました。

ひるがえって、日本が尖閣諸島をかろうじて守れているのは、守る意志と能力を持っているからでしょう。
中国は隙を見るとすぐに入り込んできます。
自分たち(中国人)同士でも「盗る方も悪いが盗られる方がもっと悪い」というそういう思考回路の国だと思っています。
また何も狙っているのは中国だけでなく、韓国もすでに竹島を占領して長い時間が経っています。

自分たちで自国を守る意思と能力をきちんと持たない限り外交「努力」だけでは守りきれないことはきちんと理解した上で、国の施策を確認して、論じて、そして選挙で選ぶことが必要ではないでしょうか。


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