20151127_#127

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自民党は去る11月15日に結党60年を迎えたということで、29日に式典も行うそうです。

私はこれまで自民党に属したことはありません。ちなみに民主党にもです。
自民党に飽きたらず、もうひとつきちんと健全な保守政党を作りたいと思い今まで活動してきました。

自民党は「保守」といっても「利権」保守的な要素が少なくなく、例えば経済についてや、個人・地方などに、お金=予算で補助して、そして動きが取りにくい社会を作ってきたところがあります。言い換えれば、社会主義的な側面も多かったわけです。
もっと自由でチャンスの多い国をつくるために思想的に健全な保守思想を持たなければならず、自民党の「利権」保守ではダメだと思いながら活動してきました。

その自民党は結党60年に当たって戦後のあり方を見直したいという思いがあるようで、「GHQ の占領政策・東京裁判」を検証する組織を総裁の直属機関として作ると報じられています。
これに反対はしませんが非常に微妙な問題なのでうまくやらなければならないでしょう。
太平洋戦争に至った経緯として「自衛戦争であった」ことは同意します。
しかしそのことをそのまま纏めればよいかといえば、現在、同盟国を組み、一国平和主義ではない世界、一国平和主義ではない日本を作ろうとしている最中で、アメリカが「冗談じゃない」という中身は作れないわけです。
慰安婦問題や南京大虐殺など事実と異なる部分はきちんと反応することは大事ですが、うまくやらないとやぶへびになりかねません。やり方によっては今後のトレンドを作るきっかけになりかねない微妙なところですので上手にやっていただきたいと思っています。

自民党の最新の綱領は、平成22年(2010年)の野党時代に作成したものです。
綱領ですので詳細な政策ではありませんが、次のようなものがあります。

■新憲法の制定を目指す
→これは、事あるごとに機会を作っていくことによって国民に意識させていくことも必要と思います。

■一国平和主義的観念論を排す
→こちらは前述の通りです。

■財政の効率化と税制改正により財政を再建する
■次世代の意思決定を損なわぬよう、国債残高の減額に努める
この2点は、自民党は本当にこれまで大きな「罪」を犯してきました。
率直に日本を借金漬けにしてきたのは自民党ですから、そのことをしっかりとわきまえて綱領の主旨を活かしてもらいたいと思います。

例えば、現在さまざまな議論が行われている消費税の軽減税率ですが、そもそも税制はなるべく簡素なものがよいと思います。複雑になればなるほど税理士など専門家が入らないと分からなくなり、また脱税したりといろいろな問題が生じます。

また、独立行政法人・各種基金・特別会計や数多く存在する政府関係諸機関への補助金・交付金など、さまざまな名目で国から予算を出し、結果として使途不明になっているなども「自民党政治」の大きな問題の一つですので、こうした問題も是正しなければなりません。

この平成22年綱領の策定に当たっては、当時の谷垣偵一・自民党総裁が「政権構想会議」を立ち上げて議論をさせました。
座長は伊吹文明氏(前衆議院議長)でしたが、この伊吹さんが綱領策定に当たって念頭に入れた内容が冒頭に書いてあります。

「我々がなぜ野党になったのか」
その理由を2つ挙げています。
1)自民党は「自らの失策で負けた」。
2)「民主党のばらまき」すなわち大衆迎合政策に負けた。

ぜひこの2つを自民党自身にあてはめて考えて欲しいと思います。

現在、自民党は政権党に戻りましたが、これは相手の失政で政権が転がり戻ってきたということです。
政権を取り戻すために自民党は民主党の大衆迎合を批判してきましたが、自民党自身もこれから先、大衆迎合でなくしっかりと綱領や政策の具体策を進めてもらいたいと思います。
選挙のことばかり考え、自民党が批判していた大衆迎合と国家社会主義的な状態を続けてしまっては、日本はさらにダメになってしまうでしょう。

自民党はこれまでからもそのような体質が十分見て取れるわけですから、このような点は肝に銘じて欲しいと注文をつけます。


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