20151104_#111

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!

先日の読売新聞に、エジプトの政府視察団が東京都八王子市の小学校を訪れ、子どもたちが教室の床を雑巾がけする姿を見て「ぜひエジプトでも取り組みたい」と述べたという記事がありました。
エジプトでは学校の掃除は清掃員が行うのが常識だそうで、子どもたちが自分で学校を掃除する姿を見て、目を丸くして帰って行ったそうです。
世界的にはその方が主流なのだろうと思いますが、文科省は日本の教育を輸出しようと鼻息も荒いそうです。

さて、掃除といえば「日本を美しくする会」「掃除に学ぶ会」というNPOの全国組織があります。
私もご縁が深く20年来ご指導をいただきながら参加して参りました。

ちなみに掃除”に”学ぶ会であって、掃除”を”学ぶ会ではありません。

「掃除を学ぶ会」であれば、テレビや本で片付けの達人からノウハウを学ぶこともできそうですが「掃除に学ぶ」というところがポイントで、掃除から人生にとって、人間社会にとって大切なものを学んでいこうという会です。

先日、横浜市の中学校で行われた会に参加しました。
私が担当したのは体育館の男子トイレで、長年の汚れが蓄積されていてかなり「やりがい」がありました。
最初は確かに汚いです。便器を担当すると、水漉と呼ばれる部品の特に裏側が鍾乳洞のように垢が溜まっていることもありますが、当然、磨けばぴかぴかになります。

TOTO 小便器目皿
(TOTOのウェブサイトより)

ただ全体を見ただけでは臭くて「汚い」とかしか思わなくても、一箇所から始め、次は隣、と少しずつ汚れを落とし進めていくと、トイレ全体が「光り輝く」ようになります。便器も光ります。
そうして最初に「くさい」と感じた元を絶てるのです。

この会は、沖縄では米軍基地のフェンス掃除も行っています。
「反戦!」「平和!」を叫ぶ人たちが基地のフェンスに布切れやガムテープを張ったりと反基地活動を行っていますが、その活動で汚れたところ美化のために掃除するのです。主義主張ではありません。

学校や公共施設、公衆トイレなどの掃除を行うことで自分の心を磨いていこうという運動です。
私は世の中や自分の人生についても考えるようになりました。
「何か」の原因は見えないところ、人がほったらかしにしておくところから発生しているということを意識するようになり、そこを絶たないと問題の解決にはならないということにも繋がります。
表面だけではなにも分からないということも何度も経験してきました。

「日本を美しくする会」「掃除に学ぶ会」を引っ張ってこられたのは、現在は会の相談役の鍵山秀三郎さんという方です。
鍵山相談役がある企業の社長時代、自ら一人で会社などのトイレ掃除を始め、そして続ける姿を見て社員がやがて「気づき」一人また一人とともに掃除する人が増え、掃除が会社の文化にまでなっていったのだそうです。
そしてそれは現在「日本を美しくする会」「掃除に学ぶ会」として全国展開、さらには海外にまで広がっています。
鍵山さんはよく「10年偉大なり。20年恐るべし。30年歴史になる」とおっしゃいます。
ご自身が実践されたからこそ重みがある言葉です。
また「掃除が人の心の荒みをとる」ともおっしゃいます。
鍵山さんにはこれからもぜひお元気でいただき、この和を広げ、人の心の荒みをなくしていく活動を引っ張っていただきたいと思います。

私も活動に参加し、学びながらその精神を広げて、日本社会をよりよいものにしていきたいと思います。
まだまだ未熟な私ですが、これからも精進してまいります。

(選挙前にはお世話になった国会のトイレも掃除して任期を終えました)
解散前、立つ鳥跡を濁さず 超党派議連が国会トイレ掃除

 


「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!