20151020_#101

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維新の党の分裂が泥沼です。

橋下徹氏らとともに大阪で新しく立ち上げる「おおさか維新の会」の新党組と、
松野頼久代表らと残る残留組で、お互いが罵り合い、みっともない状況になっています。

橋下氏はここ数日、松野代表ら現執行部は正当性が無いと発信、
任期が切れているにも関わらず引き続いている状態はおかしい、
党の規約第6条2項(党大会は、年間活動計画、予算、決算、規約の改正及びその他の重要事項を審議し決定する。)に該当するのに、
執行役員会で引き続いていることはおかしい、としています。

ところが、残留組の小野次郎・参議院議員が17日に、facebookで「7月2日の橋下さんのメール」を以下のように公開しています。

「【7月2日付橋下氏メール(抜粋)】
一般党員の締切りですが、発想を逆転しなければなりません。
このような意識にならないように、まずは党内で意識共有を図らなければなりません。
党員拡大に合わせて代表選日程を決めれば良いのです。
代表任期が多少延びても党にデメリットなどありません。
代表選日程をフィックスして、それに合わせて一般党員を締め切るというのは悪いプロセスです。
まずは党員拡大の戦略をしっかりと作って、それに合わせて代表選日程を決めるのです。
思考プロセスを逆転させなければなりません。
まず党員資格を確定し、広報周知し、党員拡大活動期間を設定し、それに合わせて代表選日程を組む。
先に7月末までの党員登録と決めてしまうのは、最大の党員拡大チャンスをみすみす捨てるようなものです。
民間の発想という維新の党らしくありません。
ダイレクトに言いますが、維新の党の代表の任期がいつになろうが、少々延びようが、国民には何の影響もありませんし、もちろん党にも影響はありません。
それよりも、この代表戦で党員拡大を狙うことの方が最大の利益です。
発想が、これまでの政治行政の慣行にどっぷりとつかっています。
およそイノベーションパーティと名乗れる状態ではありません。
まず党内で、この代表戦こそが党員拡大の最大のチャンスであることの意識共有を徹底すること。
その上で戦略を考え、それに合わせて代表選日程を組むべきです。
民間であれば、獲るものに合わせて日程を組むのは当然の事です。
ゆえにこのような先に党員締切日を確定するプロセスには断固反対です。
そのようなことをするならイノベーションパーティの名を返上して、オールドバーティと名を変えるべきです。
当たり前のようにプロセスを流すのではなく、イノベーションのために知恵を絞るべきです。
党員拡大に合わせた代表選日程にすべきです。」

すなわち、橋下氏も任期延長を認めていたではないか、としています。

一連で思い出すのは、昨年6月、(旧)日本維新の会は分裂・分党して現在の維新の党になりましたが、
そのプロセスは、
5/28 橋下・石原共同代表が会談して分党しようとなる(名古屋)
5/30 私(中田)は国会議員の両院議員総会で「党大会の開催」を求めるが、開かれず
その後、執行役員会で分党が決まっていく、
といった流れでした。

今回は、小野議員が公開したメールも含め、橋下さんは分が悪いと思います。
去年の(旧)維新分裂の際は当時の執行部は
党大会を開かないで分党を決め、
議員・党員には橋下・石原両グループのどちらかに属することを求め、
さらに分党するにも関わらず両グループに属さない第3の党を作る選択肢も認めませんでした。

と、ここに至って、橋下さんはさすがです。
昨日(19日)になって「解党」論を持ち出しました。

「松野さんたちの現執行部は党大会を経ず「不存在」なので、
その執行部が「おおさか系」を除名しても無効であり、
除名無効のおおさか維新の会のメンバーで党大会を開催し「解党」を決めよう。
「解党」とは、いま、ゴタゴタしている場合ではないし、
綺麗さっぱり政党交付金は国庫に返納するのが維新の党の本来の姿であり国民に対する責任だ」
との論です。

「綺麗さっぱりお金を戻そう」とついに出てきた感があります。

「新党組」を追い出した執行部も、そして新党組も、本音は政党助成金は欲しいのでしょう。
そこに感情のもつれもあり「渡したくない」「こちらにも分前を」と応酬合戦となってしまいましたので、
国民にとっても聞こえの良い選択肢は「解党して政党交付金は国庫返納」なのかもしれません。

今回の橋下氏の瀬戸際の一手によって本当に解党となれば、
残留組も政党交付金を返納しなければならなくなります。

まさかのウルトラCで、最後の最後に両者がひとっ飛びに収まるようなことはやめていただきたいと思います。

すなわち
「これまで一緒にやってきたし、これから先も日本を変えるためにお互い力を合わせることもあるだろう」
「そのために、これ以上ゴタゴタすることは国民のため、党員のためにならない。政治不信を高めるだけだ」
「あらためてお互いしっかり話し合って、日本のために綺麗な形で分かれよう」
などとなって結局は「分党」となり、それぞれが応分の貰えるもの(=政党交付金)は貰っておく。

こんなオチは最悪です。


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