20151005_#091

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9月27日のNHK『日曜討論』で国会議員ではない方々が安全保障法制を振り返って議論しました。

この中で出演した評論家の櫻井よしこさんが
「岡田さん(克也・民主党代表)はかつて、集団的自衛権は必要ですと、民主党政権の外務大臣として言った人が、いまは必要ありませんと180度変わっ」
たと指摘したことに対し、
民主党が
「何ら根拠がなく、公共放送の場を借りて野党第一党の代表を批判し、視聴者・国民に重大な誤解を与え」
ることで看過できないとして、櫻井さんに質問状を出したそうです。

これに対し櫻井さんは以下のように回答したとのことです。

「岡田克也氏が「民主党政権の時の外務大臣として」「集団的自衛権は必要です」と言ったと、私が語ったのは事実です。「外務大臣として」という部分は「民主党が野党時代の幹事長として」の思い違いであり、訂正します。」
とまず、事実関係と異なっていた点について訂正。

その上で、この”民主党が野党時代の幹事長として”の発言とは、
「仮に集団的自衛権を憲法なり法律なりで認めるとしても、きちんと制限を明示したほうがいいだろう。いずれにせよ、より具体的な形で議論すべきだ。」
というものだったと指摘しています。

私が注目している点は「より具体的な形で議論すべきだ」という部分です。
さきの国会でまさに野党第一党の民主党には「具体的な形で議論」して欲しかったからです。

このような櫻井さんの回答・反論に対して民主党はさらに再質問するという押し問答を繰り返していますが、民主党には頑張って欲しいと思えばこそ、安保の議論は国会の内で本来もっと精を出すべきでした。

安保法制議論を行っている国会会期中、民主党は国会の外でデモの参加者と一緒になって国会に対峙していました。今回もまたリングを降りて場外乱闘戦に自ら出て行ったような形であり、このようなことをやり続けると、逆に「民主党はそこまで追い詰められているのか?」とさえ思われてしまうのではないかと心配します。

野党はいくつかありますが、政権経験がある民主党は国民に再び政権を担う能力があるということを見せていく必要があります。
有権者は民主党に政権を任せたのにそれを担いきれなかったことを今でも引きずっています。
だからこそ過去の失敗を教訓にして未来に向かうスタンスで臨んで行った方が民主党にとってもよいはずです。ある意味では今の安倍総理はそのようにしてリーダーに戻りました。

今の国会では、単に反対するだけでなく、よい点は認め、指摘する点はお互い変えていく議論ができる是々非々の野党がほとんど無くなってしまいました。
私が維新の会や次世代の党で国対(国会対策委員会)委員長のときは、本当に是々非々路線でした。ところが、残念ながら今はほとんど反対野党と化しています。

ぜひここは民主党には、場外乱闘ではなくて、国会議員同士の議論、そして政府との議論に力を入れてもらいたいと思います。


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