20150928_#086

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共産党が思い切った提案をしました。

志位和夫委員長が共産党の党大会に次ぐ重要な会議の場である中央委員会で「戦争法廃止の国民連合政府」構想をぶち上げたのです。
「戦争法(安保法)を廃止して、立憲主義を取り戻す政治的合意が必要だ。その合意を実行するために、連合政権を一緒に作ろうという政権合意も必要」といったようなことを述べ、来年の参議院議員選挙に向けて野党が一致して選挙協力をやっていこうということです。
共産党としては、政治のど真ん中に出て呼びかけをする大胆な動きではあります。

実際、世論調査のたびに「野党の力がなさすぎ」「少数でばらばらになっているからダメ」などの意見もあり、野党が来年の参院選で自民党に勝つための選挙協力は一見ありそうな方向ではあります。

しかしよく考えると、今回の呼びかけは共産党自身にとってもキビシイものとも言えます。
2年前の参院選で共産党は47都道府県のうち46都道府県の選挙区に候補を擁立して議席を取ったのは東京・大阪・京都の3都府だけですから他の選挙区では共産党はそもそも勝ち目が少ないということです。選挙協力をするとしたら、共産党はこの3都府プラスもしかしたら勝てそうな大都市などで2~3選挙区で出したとしても、47都道府県のうち40選挙区くらいの選挙協力、すなわち候補擁立を見送る気がなければ話しはまとまらないでしょう。

一方、民主党などが共産党の呼びかけに応じて選挙協力して連合政権に踏み出すことにも疑問はあります。「野党」という括りをすれば共産党も民主党も野党ですが、共産党は他とは価値観が全く異なる政党だからです。
今回の安保審議では野党保守系の議員の発言はありましたが、残念ながらほとんどその声は伝わってはきませんでした。
こうした状況ですが、もし民主党の一部が呼びかけに積極的になるようであれば、保守系議員などとは完全に分裂状態になるでしょう。

来年の参院選の前に野党がまた小さく分裂するのか、もしくは新しくすっきりした野党ができるか。
野党が保守系とそうでないグループに分かれ、保守系の議員は頑張って自民党とかみ合う議論を始めて、政権交代できる能力を国民に認められる野党に変わることを私自身は期待しています。
野党保守系議員の方々にはここでしっかり頑張って発言を始めて欲しいと思います。


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