20150918_#083

「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!

今日、平成27年9月19日未明、安全保障法案が参議院で可決、成立いたしました。

大変な混乱のなかでの採決で成立となりました。日本の安全保障の大きな教訓として、そして1つの節目として、これから先の日本の安全や外交について考えていかなければいけません。

国会での議論は、残念ながら衆参両院を通じてかみ合わなかったと思っています。テレビ番組やYouTube動画『中田宏チャンネル』、そして当ブログでも発信してきましたが、「戦争法案」「徴兵制」「憲法違反」という言葉を野党が最初から出してしまった結果、議論が封印されてしまいました。

採決が迫った9月13日(日)にいくつかの討論テレビ番組を見ていましたが、そこで民主党議員が「民主党は領域等の警備に関する法律案を出している。これは今回の政府案ではカバーされてないことであって、民主党は安全保障に対して全く持って反対なわけではない。」と主張をしていました。
ある意味では傾聴に値する主張ですが、そうであれば、もっとかみ合う議論をしてもらいたかったと思うのです。

こと外交や安全保障に関しては、国内で足の引っ張り合いをして海外に足元を見られるような形にするのではなく、国外に向かって与野党で建設的な議論をすることが国会の使命です。この点で、本当に残念な機能停止・機能不全の国会だったといわざるを得ません。

ただ、14日(月)の国会前のデモ現場からのレポートなどでもお伝えしたとおり、自衛隊は合憲で、今回の安全保障は違憲なのかといったら、それは違うと思います。すなわち、自衛隊は戦力ではなく自衛力であるという合憲説で行くならば、今回の安全保障法案は合憲でしょう。一方で、今回の安全保障法案は絶対に違憲だというならば、どこからどう読んでも自衛隊も違憲です。

こうした点で、いろいろと方便で憲法解釈するのではなくて、本筋は「憲法改正」だと思います。自衛隊をしっかりと憲法に位置づけ、「わが国を守るための自衛権」についてしっかり憲法の中でうたっていれば、何をどこまで法律で担保していくのかの議論ができると思うのです。

「安倍さん、いまやろうとしていることは違憲なんだ、だから憲法改正が筋じゃないか!」と反対派からの声がよく出ますが、憲法改正は法改正などよりもハードルが高いので、その前に阻止してしまえという意思の人たちが言っているのは残念なことです。

日本は憲法改正についての本筋の議論をして、その上で安全保障について国民的な議論をもう一度やる必要があると思います。今回の安全保障保安可決、成立は、その大きな節目だと考えます。


「YouTube」ボタンからチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!