20150908_#075

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今日は自民党総裁選の告示でした。そして20日まで選挙となり自民党の新しい総裁が決まる流れでしたが、安倍現総裁(首相)しか立候補せず無投票となり、続投が決まりました。

本来なら党の代表を選ぶ際は政党内できちんと議論、選挙が行われた上で決めることが最も望ましい状況でしょう。

今回、無投票だったのは、安倍さんに対抗しても勝てないという事情もあるでしょうが、実情は非常に高度な政治的判断として、最重要法案である安全保障法案(安保法案)を審議している最中に総裁選びで自民党内バトルをするわけにはいかないという判断があったからだと思います。

仮に選挙戦となって安保法案について「安倍さんのやり方がおかしい!」と真っ向から反対する候補が出れば、その間当然、国会審議はストップしてしまいます。結果としてずるずると国会議論が延びることになります
安保法案は一致しているが、他の政策で安倍さんと違うから私は出馬した、という候補が出た場合も同様です。

なぜなら、理論的には安倍さんとは別の候補が総裁に当選する可能性もあるので、そうなれば足を引っ張りたい野党サイドは「自民党が総裁選を行っている状況では議論できない!」と言ってくるでしょう。すなわち「総裁が代わるかもしれない。つまり総理大臣が代わるかもしれない。そんな中で我々は議論できない」との論理で審議拒否が展開される可能性があるのです。

私は何度も表明していますが、安保法案について国会は「何をどこまでやるのか」という議論をしなければなりません。しかし「何をどこまで」議論は全然成り立たず、案を通すか通さないかだけの議論が行われるなか、総裁選で与党サイドからさらにミソをつけるわけにはいかないという状況から「総裁選無投票」の気運が醸成されてきたのだと思います。

本来、民主主義として大いに議論がされることが必要ですが、今回の事態はこのような背景から生みだされていると考えられます。


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