20150901_#070

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前回に引き続き、維新の党についてです。

おそらく十中八九、分裂・分党になるでしょう。
そこで、個々の議員がどのように分かれていくのか予想をしてみます。
ただこれは、単なる予想屋的情報をお知らせしたいということではなく、こうした状況ではどのような要因が働くのかをお伝えすることで、皆さまの政治の見方の一助になればと思います。

”大阪”維新の会を「全国ブランドに」という考えを打ち出せば、大阪の人が”大阪”維新として選挙を戦うことは十分可能です。大阪選出の当選1~2回の人は当然”大阪”組に行くことになるでしょう。
また、橋下さんなどの維新ムーブメント以前から関西圏で議員をつとめていても例えば元自民党で大阪10区松浪健太さんは”大阪”組に行かざるを得ないのではと思います。

一方で、現在の維新の党の幹部、松野頼久代表(熊本)柿沢未途幹事長(東京)そして江田憲司前代表(神奈川)小沢鋭仁議員(山梨出身)などは違うと思います。維新の党に残ることも含めて、”大阪”組と分かれた後、結果としてなんらか新しい党ということになるのではないでしょうか。

ポイントは、”大阪”維新として次の選挙が成り立つのか?ということです。
前回も指摘したとおり、政府に対して「野党路線」なのか「是々非々・現実路線」なのかが今回の分裂・分党の根本にはあり、それは選挙においても「野党」的でないと選挙が成り立たないのかどうか、ということと表裏一体です。
”大阪”維新では、大阪あるいは近畿圏では「大阪改革を進めるためにも是々非々路線」と主張してもしっかりキャラ立ちしているので党として成り立ちますが、それ以外の地域はどうしていくのか、ということで、政府との距離感と選挙事情、これはもう「ニワトリと卵」のような話しです。

このような大勢ですが、もしかしたら意外な判断をするかもしれない方もおられます。

まず片山虎之助議員(岡山出身)
総務大臣までつとめられた大ベテランで来夏の参院選で任期を迎えられます。ご本人は最後の任期とお考えかもしれませんが、自他ともに認める「政策通」ですので、”大阪”側も一緒にいていただけるとありがたいはずです。「もう1期」を視野に入れ、もしかしたら”大阪”組に行く可能性はあるかもしれません。

元モルガン銀行の金融マン・藤巻健史さん(参院比例区)はどうでしょうか。
藤巻さんは金融、国家財政などが得意な政策分野ですから、政局的な発想はご本人のポリシーにはあまり関係はないでしょう。藤巻さんが発言できるポジションがきちんとあれば活躍できる方なので、藤巻さんももしかしたら”大阪”の可能性はあります。

もう一人は、現在、維新の党の政務調査会長の今井雅人・衆議院議員
今井さんは岐阜4区(下呂市など)が地元で前回・昨年12月の総選挙で民主党候補はおらず、近畿圏に微妙な距離も相まってもしかしたら”大阪”組になるかもしれません。

いずれにせよ、政策でも選挙でも「野党路線」なのか「是々非々・現実路線」がひとつの分かれ目になりそうです。

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